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ビッグボーナス:バトル告知 特徴 ねんどろいどもとい二等身のデフォルメまどかがお菓子の魔女の結界を探索。残り8G(表示上は7G)にシャルロッテとのバトルに突入して勝敗でほむら図柄(マギカラッシュ)当選を告知するタイプ。 音楽は劇場版挿入歌の「未来」で、マミさんのテーマこと「Credens justitiam」に日本語歌詞をつけてKalafinaが歌っている。 7割くらいはチャンス告知と同じだが、ほむら揃い当選時に一切の告知がない。強いて言うならほむら図柄当選時は画面に「第1停止が左の」順押しリプレイとして表示される。 チャンス告知でいう「狙ってほしいんだ」がこちらではキャラ発見となっており、キャラが降りてくる時に上記のリプレイが揃っていればほむら図柄当選の期待ができる。なお、ほむらが降りてきた場合は勝利が確定する。 ほむら図柄を揃える必要がないので目押しができない場合でも安心して消化できる。ただし複数の当選回数やシングル/ダブルほむらの判別は不可能な点に注意。 高確率に当選した場合はチャンス告知同様に最大4ゲームの前兆を伴う。宝箱から登場したりピョートル(使い魔)を倒して告知される。 チャンス告知では文字が「高確率中」だったがこちらだと「チャンス中」となる。 ちなみにユニメモ中は宝箱から現在のキャラのアイテムが登場するのでアイテム集めをしたい場合にはオススメ。 その他あれこれ 文字の色 キャラが降りてくる時の文字が赤色(魔女が近づいてるよー など)だと勝利が確定する。また、ほむらが下りてくるときは必ず金文字で「おめでとう」と表示される。 (未確定)ほむらが他のキャラと一緒に降りてきた場合は2回以上揃い確定? バトル時のキャラ数による勝率 まどか…4% さやか…18% マミ…20% 杏子…85% ほむら…100% ※確定のほむら以外は過度な期待はしないように。 対戦時の状態 シャルロッテ変身前のままバトル突入は勝利確定滅多におきないがあの姿で戦うシャルを一回はみておきたい。 攻撃味方が先制タメが入ってからまどかが攻撃した場合は若干チャンス 他のキャラも攻撃に参加した場合は若干チャンス 敵の先制カウンターして反撃すればチャンス 2回の攻撃タイミングでカウンターなど含めてこちらの攻撃回数が多いほどチャンス 勝敗バトルのラストで「押して!」とボタンのマークがでるとチャンス。 なおボタンマークに×がついて「押さないで!」となるパターンがあり、この場合は(他の機種のパターンからしておそらく)勝利が確定する。(未確認)押してしまった場合も勝利は確定するが特殊ボイスが流れる?(他の機種のパターンからしておそらく) 復活演出 バトルの勝敗は突入時に判定されるため突入前にほむら揃いを引けていない場合は敗北する。 この時バトル中に小役ラッシュなどで当選した場合などは最終ゲームにほむらが登場し、逆転勝利となる。まどほむキマシタワー
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111. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 05 06.13 ID 167kUVRbO さやか「たまには、私も幸せになりたいなって……」 マミ「諦めましょう。美樹さん」 まどか「次のテーマは 115だよ!」 115. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 06 31.74 ID ikQ2F81C0 雪合戦(ほのぼの) 117. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 08 13.27 ID 167kUVRbO QB「それじゃあ、次のテーマは【雪合戦(ほのぼの)】」 ほむら「締め切りは、20 25分よ!」 118. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 09 27.88 ID zV16o0y40 マミ「エターナル・フォース・ブリザード!!」 ほむら「絶対やると思った…」 119. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 12 54.65 ID 14NEUWRZ0 マミ「ティロフィナーレ」 ほむら「ふふ時間停止からのほむほむ特性雪玉バズーカで殲滅よ」 さやか「寒さなんて感覚消してしまえばいいのよ」 杏子「残念それは幻覚だ」 まどか「ほのぼのって言ったのに……」 120. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 14 30.70 ID U2VE8SuwO 杏子「おい審判!ほむらの奴時間止めて雪玉量産してるぞ!」 QB「証拠が無いからセーフだよ、ところでこの雪見大福というのはおいしいね」モグモグ ほむら(ニヤリ) 杏子「畜生!買収されてやがる!」 121. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 15 16.68 ID MrNUDvpL0 ほむら「雪合戦しましょうか」 さやか「おー! ほむらにあたしが倒せるかな!」 ほむら「そぉい!」 さやか「ぶへー。 って痛い! 石入れたでしょ!」 ほむら「入れたけれど何か?」 さやか「こ、こいつ……! そっちがその気ならこっちだって手段選ばないんだから!」 ほむら「で、何をするというの?」 さやか「くらえー! 雪玉ーパンチ」 ほむら「ごふゅ。 なかなかやるわね……。 雪玉、キック!」 さやか「ぼふぁ。 雪玉裏拳!」 ほむら「雪玉エルボー!」 さやか「雪玉ラリアット!」 ほむら「雪玉デザートイーグル!」パァンパァン さやか「雪玉フランベルジュ!」ザクッザクッ ほむさや(こいつ、殺る気ね/だ) 122. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 15 28.97 ID 167kUVRbO ほむら「まどかを攻撃するなんて……」 杏子「さやかを攻撃するなんて……」 まどか「ほむらちゃんを攻撃するなんて……」 さやか「杏子を攻撃するなんて……」 QB「ねぇ?マミ?なぜか僕らのチームが集中攻撃されてるんだけど……」 マミ「まぁ……可愛い後輩達の為に、やられ役をやるのも先輩の勤めよね……」 123. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 17 27.67 ID vmySIrCA0 杏子「食い物を粗末にするんじゃねぇ!」 124. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 17 51.19 ID XuPf9XmUP QB「ほむら&まどかペアとさやか&杏子ペアで雪合戦勝負だよ」 まどか「じゃあほむらちゃんは雪球係ね」ニコッ ほむら「えっ?それってどういう……」 杏子「そりゃー」ヒューン まどか「わっ、もう飛んできた!……早く雪球作ってよ!」 ほむら「えっあ、はい」ニギニギ まどか「それっそれっ」ポイポイ ほむら「じゃあ私も投g」 まどか「ちょっと、全然生産追いついてないよ!?ちゃんとしてよ!時間止めれば簡単でしょ!?」 ほむら「あ、ご、ごめんなさい」カチッ ニギニギ まどか「ほっ、ほっ」シュッ さやか「ぐえっ」ベシャ ほむら「やったねまどk」 まどか「……ほむらちゃん!?なんで石入れてないの!?」 ほむら「えー……?」 125. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 23 13.34 ID yEAXRg/Q0 さやか「おりゃあ!くらえ、杏子!」 杏子「いてっ、やりやがったな!うおらぁっ!!」 マミ「…あの二人はちゃんと『雪合戦』をしているからいいけど」 ほむら「てやっ!てやっ!」 まどか「つめたっ!ほむらちゃん、下半身ばっかり狙わないで!」 マミ「…暁美さんはいったい鹿目さんの何を狙っているの…」 126. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 25 14.10 ID BG3zGS2n0 まどか「わっ、雪こんなに積もったんだ」 ほむら「まどか、そんなにはしゃぐと転んでしまうわ」 まどか「えへへ、大丈夫だよ〜」 ほむら「もう」 まどか「えいっ」 ポイッ ほむら「いたっ! もうやったわね……私も」 ポイッ まどか「へぶっ! あはは、やったなあ」 ポイッ ポイッ まどか「あはっ、お互い雪まみれだね」 ほむら「ふふっ、ほんとね。でも楽しいわ」 暑い夏が過ぎ 実りの秋が終わって 寒い冬がきた そしてまた 私たちが出会った あたたかい春がやってくるだろう こうやってずっと 季節を巡って まどかと一緒にいられたら 幸せだなって そう思います 127. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 26 06.43 ID 167kUVRbO 杏子「ここまでだ!!」 マミ「ねぇ?ほのぼのってなに?なんなの!?」 QB「投票は40分までだよ!」 128. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 26 54.60 ID c87fbwwu0 まどか「マミさーん、シャルちゃんも一緒に雪合戦やりたいってー」 シャル「WATASIHAYUKIGASSENNHADESU」 マミ「ヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!」 あんこ「なんだよマミ、まだトラウマ克服できてないのかよ」 さやか「こんなにかわいいのにね〜、シャルちゃん♪」ナデナデ マミ「貴女たちは頭からMOGUMOGUされてないからそんなことが言えるのよ!それに今回はほのぼのって言われたじゃない!」 ほむら「見た目は十分ほのぼのじゃない」ナデナデホムホム マミ「見た目だけでしょ!こいつは魔女よ!それもかなり凶悪な!」 シャル「MAMIHACHARLOTTEHADEHANAINODESUKA?」プルプル まどか「そ、そんなこと無いよシャルちゃん!」 ほむら「泣かしたー泣かしたーいけないんだー」 マミ「私が悪いの!?だ、だってMOGUMOGUされるのは…」 あんこ「まーだそんなこと言ってるのかよ。シャルはもうそんなことしないって。なあ、シャル?」 シャル「MAMIATAMAKARAMOGUMOGUGONYO」ジュルリ マミ「イヤアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」 129. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 27 04.74 ID 14NEUWRZ0 124 まどかわいい 130. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 27 40.37 ID 167kUVRbO 126 131. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 27 44.17 ID 3NQ3EW000 126 ほのぼのってこういうのだよ みんなおかしいよ! 132. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 28 25.35 ID c87fbwwu0 120 133. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 29 00.59 ID zV16o0y40 125 ほむほむ… 134. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 29 36.37 ID xUMPSuJl0 118 安定のマミさん候補 135. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 30 11.21 ID yEAXRg/Q0 122 フルボッコするのは淫QBだけにしなさい! 136. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 30 39.12 ID XuPf9XmUP 123 あんこちゃんそれは食ったらあかん 137. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 30 45.65 ID MrNUDvpL0 124 ウェヒヒ 138. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 31 29.58 ID U2VE8SuwO 126 ほのぼのだなぁ 139. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 34 49.98 ID BG3zGS2n0 122 マミさんまじおねえさん 140. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 35 14.57 ID vmySIrCA0 125 ほのぼの?しらねぇな!ほむだ! 141. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 35 24.39 ID uMFD0Sgg0 123 142. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 35 59.03 ID ZwhTDZ6O0 123 食い…物…だと…!? 143. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 41 04.07 ID 167kUVRbO 和子「ここまでです!いいですか?皆さんは……」 絢子「あぁ〜……聞き流していいぞ?旦那が集計してるから、少し待っててくれ」 144. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/29(金) 20 44 44.84 ID 167kUVRbO 優勝 3票 123 126 準優勝 2票 120 122 124 125 まどか「接戦だったね!」 ほむら「と言うわけで、次の進行は 123にお任せするわ」
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キュゥべえ「時間遡行者・暁美ほむら」 キュゥべえ「過去の可能性を切り替えることで、幾多の並行世界を横断し、君が望む結末を求めて、この一ヶ月間を繰り返してきたんだね」 キュゥべえ「君の存在が、一つの疑問に答えを出してくれた――『何故、鹿目まどかが、魔法少女として、あれほど破格の素質を備えていたのか』」 キュゥべえ「今なら納得いく仮説が立てられる」 ほむら「…?」 キュゥべえ「魔法少女としての潜在力はね、背負い込んだ因果の量で決まってくる」 キュゥべえ「一国の女王や救世主なら兎も角、ごく平凡な人生だけを与えられてきたまどかに、どうしてあれほど膨大な因果の糸が集中してしまったのか不可解だった」 キュゥべえ「だが――ねえ、ほむら」 キュゥべえ「ひょっとしてまどかは、君が同じ時間を繰り返す毎に、強力な魔法少女になっていったんじゃないのかい」 ほむら「…ッ」 キュゥべえ「やっぱりね」 キュゥべえ「原因は君にあったんだ」 キュゥべえ「正しくは、君の魔法の副作用――と言うべきかな」 ほむら「…どういうことよ?」 キュゥべえ「君が時間を巻き戻してきた理由はただ一つ――鹿目まどかの安否だ」 キュゥべえ「同じ理由と目的で、何度も時間を遡るうちに、君は幾つもの並行世界を、螺旋状に束ねてしまったんだろう――鹿目まどかの存在を中心軸にしてね」 キュゥべえ「その結果、決して絡まるはずのなかった平行世界の因果線が、全て今の時間軸のまどかに連結されてしまったとしたら、彼女の、あの途方もない魔力係数にも納得がいく」 キュゥべえ「君が繰り返してきた時間――その中で循環した因果の全てが、巡り巡って、鹿目まどかに繋がってしまったんだ」 キュゥべえ「あらゆる出来事の元凶としてね」 キュゥべえ「お手柄だよ、ほむら」 キュゥべえ「君がまどかを最強の魔女に育ててくれたんだ」 キャスター「12日より行方が分からなくなっていた、市立見滝原中学校2年生の美樹さやかさんが、本日未明、市内のホテルで遺体となって発見されました」 キャスター「発見現場にも争った痕跡が無いことから、警察では、事件と事故の両面で捜査を進めています」 キャスター「続いて、天気予報です。今夜は北西の風がやや強く、雨――」 詢子「おかえり」 詢子「なぁまどか」 まどか「ん…」 詢子「さやかちゃんの件、本当に何も知らないんだな?」 まどか「うん」 まどか「さやかちゃんも杏子ちゃんも死んじゃった」 キュゥべえ「意外な展開ではないよ」 キュゥべえ「予兆は随分前からあった」 まどか「どうでもいいって言うの?みんなあなたのせいで死んだようなものなのに」 キュゥべえ「はあ」 キュゥべえ「例えば君は、家畜に対して引け目を感じたりするかい?」 キュゥべえ「彼らがどういうプロセスで、君たちの食卓に並ぶのか」 まどか「あっ…やめてよ!」 キュゥべえ「その反応は理不尽だ」 キュゥべえ「この光景を残酷と思うなら、君には本質が全く見えていない」 まどか「…ッ?」 キュゥべえ「彼らは人間の糧になることを前提に、生存競争から保護され、淘汰されることなく繁殖している」 キュゥべえ「牛も豚も鶏(とり)も、他の野生動物に比べれば、種としての繁殖ぶりは圧倒的だ」 キュゥべえ「君たちは皆(みな)、理想的な共栄関係にあるじゃないか」 まどか「同じだって言いたいの?」 キュゥべえ「寧ろ僕らは、人類が家畜を扱うよりも、ずっと君たちに対して譲歩しているよ?」 キュゥべえ「曲がりなりにも、知的生命体と認めた上で交渉しているんだしね」 キュゥべえ「信じられないのかい?」 キュゥべえ「それなら、見せてあげようか――インキュベイターと人類が、共に歩んできた歴史を」 まどか「ハッ」 キュゥべえ「僕たちはね、有史以前から君たちの文明に干渉してきた」 キュゥべえ「数え切れないほど大勢の少女が、インキュベイターと契約し、希望を叶え、そして絶望に身を委ねていった」 まどか「ハッ」 キュゥべえ「祈りから始まり、呪いで終わる――これまで、数多の魔法少女たちが繰り返してきたサイクルだ」 キュゥべえ「中には、歴史に転機をもたらし、社会を新しいステージへと導いた娘(こ)もいた」 まどか「もうやめて…!みんな、みんな信じてたの。信じてたのに裏切られたの」 キュゥべえ「彼女たちを裏切ったのは僕たちではなく、寧ろ自分自身の祈りだよ」 キュゥべえ「どんな希望も、それが条理にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すことになる」 キュゥべえ「やがてそこから災厄が生じるのは当然の節理だ」 キュゥべえ「そんな当たり前の結末を裏切りだと言うなら、そもそも、願い事なんてすること自体が間違いなのさ」 キュゥべえ「でも、愚かとは言わないよ」 キュゥべえ「彼女たちの犠牲によって、人の歴史が紡がれてきたことも、また事実だし」 キュゥべえ「そうやって過去に流された全ての涙を礎にして、今の君たちの暮らしは成り立っているんだよ」 キュゥべえ「それを正しく認識するなら、どうして今更、たかだか数人の運命だけを特別視できるんだい?」 まどか「ずっとあの子たちを見守りながら、あなたは何も感じなかったの?みんながどんなに辛かったか、わかってあげようとしなかったの?」 キュゥべえ「それが僕たちに理解できたなら、わざわざこんな惑星(ほし)まで来なくても済んだんだけどね」 キュゥべえ「僕たちの文明では、感情という現象は、極めて稀な精神疾患でしかなかった」 キュゥべえ「だから君たち人類を発見した時は驚いたよ」 キュゥべえ「全ての個体が、別個に感情を持ちながら共存している世界なんて、想像だにしなかったからね」 まどか「もしも…あなたたちがこの星に来てなかったら」 キュゥべえ「君たちは今でも、裸で洞穴(ほらあな)に住んでたんじゃないかな」 和子「やっぱねぇ…教え子とこういう別れ方っていうのは、ツライわよ」 詢子「…だよな」 和子「事情がはっきりしないっていうのもまたね」 和子「三年生にも一人、行方不明の子がいるし、職員会議はしっちゃかめっちゃかよ」 詢子「何もわからないのか、やっぱり?」 和子「さやかちゃんね、友達と恋愛絡みでちょっといろいろあったらしいの。その子もかなりダメージ背負っちゃってね」 和子「普通なら、甘酸っぱい思い出で済むとこなんだけど、こういう結末になっちゃうとね」 和子「警察は家出の挙句に、衰弱死って線で決着つけちゃうみたい」 和子「手掛かり、何もないしね」 和子「まどかちゃんはどう?」 詢子「わっかんねぇ」 詢子「アタシの勘じゃ何か知ってる様子ではあるんだ…。でも嘘をついてるようにも見えねぇ」 詢子「初めてなんだよ、アイツの本音を見抜けないなんて。情けねぇよな、自分の娘だってのに」 和子「詢子が弱音を吐くなんてね」 詢子「近頃、妙だなとは思ってたんだ。何か一人で背負い込んでるって察してはいたけど、いつまで経ってもアタシに相談してこねえ」 詢子「ちったぁ頼りにされてるって思ってたのにさぁ」 和子「あの年頃の子供はね、ある日いきなり大人になっちゃったりするものよ。親にとってはショックだろうけど」 詢子「そういうもんか?」 和子「信じてあげるしかないわね。今まどかちゃんに必要なのは、気持ちを整理する時間だろうから、しばらくは待ってあげないと」 詢子「キツいなぁ、何もできねぇのって」 和子「そういうところで要領悪いの、相変わらずよね、詢子は」 まどか「入っていいかな?」 まどか「これが…『ワルプルギスの夜』?杏子ちゃんが言ってた」 まどか「一人で倒せないほど強い魔女をやっつけるために、ほむらちゃんと二人で戦うんだって。ずっとここで準備してたのね」 まどか「街中が危ないの?」 ほむら「今までの魔女と違って、コイツは結界に隠れて身を守る必要なんてない。ただ一度具現しただけでも、何千人という人が犠牲になるわ」 ほむら「相変わらず普通の人には見えないから、被害は地震とか竜巻とか、そういった大災害として誤解されるだけ」 まどか「なら、絶対にやっつけなきゃダメだよね」 まどか「杏子ちゃんも、死んじゃって…戦える魔法少女は、もうほむらちゃんだけしか残ってない。だったら…!」 ほむら「一人で十分よ!」 ほむら「佐倉杏子には無理でも、私なら一人でワルプルギスの夜を撃退できる。杏子の援護も、本当は必要なかったの。ただ彼女の顔を立ててあげただけ」 まどか「ホントに?」 まどか「何でだろ、私、ほむらちゃんのこと信じたいのに、嘘つきだなんて思いたくないのに」 まどか「全然大丈夫だって気持ちになれない。ほむらちゃんの言ってることが本当だって思えない」 ほむら「本当の気持ちなんて、伝えられるわけないのよ」 まどか「ほむらちゃん?」 ほむら「だって、私は…私はまどかとは、違う時間を生きてるんだもの!!」 まどか「えっ…?」 ほむら「…私ね、未来から来たんだよ。何度も何度もまどかと出会って、それと同じ回数だけ、あなたが死ぬところを見てきたの」 ほむら「どうすればあなたが助かるのか、どうすれば運命を変えられるのか、その答えだけを探して、何度も始めからやり直して」 まどか「それって…え?」 ほむら「ごめんね。わけわかんないよね…気持ち悪いよね」 ほむら「まどかにとっての私は、出会ってからまだ1ヶ月も経ってない転校生でしかないものね」 ほむら「だけど私は…私にとってのあなたは…」 ほむら「繰り返せば繰り返すほど、あなたと私が過ごした時間はずれていく。気持ちもずれて、言葉も通じなくなっていく。たぶん私は、もうとっくに迷子になっちゃってたんだと思う」 まどか「ほむら…ちゃん…」 ほむら「あなたを救う。それが私の最初の気持ち。今となっては…たった一つだけ最後に残った道しるべ」 ほむら「わからなくてもいい。何も伝わらなくてもいい。それでもどうか、お願いだから、あなたを私に守らせて」 研究員「雷雲がとんでもない勢いで分裂と回転を起こしています。明らかにスーパーセルの前兆です。直ちに避難指示の発令を」 広報車「本日午前7時、突発的異常気象に伴い避難指示が発令されました。付近にお住いの皆さんは、速やかに最寄りの避難場所への移動をお願いします。こちらは見滝原市役所広報車です」 タツヤ「今日はお泊り~?キャンプなの~?」 知久「ああ、そうだよ。今日はみんなで一緒にキャンプだぁ~」 タツヤ「やったぁ、キャンプ~お肉焼くの~?」 まどか「ほむらちゃん…」 ほむら「来る!!」 ほむら「今度こそ…」 ほむら「決着をつけてやる!!」 詢子「ん?どうしたまどか?」 まどか「…ちょっとトイレ」 まどか「ほむらちゃんが一人でも勝てるっていうのは、ホント?」 キュゥべえ「それを否定したとして、君は僕の言葉を信じるかい?」 キュゥべえ「今更言葉にして説くまでもない」 キュゥべえ「その目で見届けてあげるといい――『ワルプルギス』を前にして、暁美ほむらがどこまでやれるか」 まどか「どうしてそうまでして戦うの?」 キュゥべえ「彼女がまだ、希望を求めているからさ」 キュゥべえ「いざとなれば、この時間軸もまた無為にして、ほむらは戦い続けるだろう」 キュゥべえ「何度でも性懲りもなく、この無意味な連鎖を繰り返すんだろうね」 キュゥべえ「最早今の彼女にとって、立ち止まることと、諦めることは同義だ」 キュゥべえ「何もかもが無駄だった、と――決してまどかの運命を変えられないと確信したその瞬間に、暁美ほむらは絶望に負けて、グリーフシードへと変わるだろう」 キュゥべえ「彼女自身も分かってるんだ」 キュゥべえ「だから選択肢なんてない」 キュゥべえ「勝ち目のあるなしにかかわらず、ほむらは戦うしかないんだよ」 まどか「希望を持つ限り、救われないって言うの?」 キュゥべえ「そうさ」 キュゥべえ「過去の全ての魔法少女たちと同じだよ」 キュゥべえ「まどか、君だって一緒に視(み)ただろう?」 まどか「うぅ…」 まどか「…でも、でも。でも!」 詢子「どこ行こうってんだ?オイ」 まどか「ママ…」 まどか「私、友達を助けに行かないと」 詢子「消防署に任せろ。素人が動くな」 まどか「私でなきゃダメなの!」 詢子「テメェ一人のための命じゃねぇんだ!あのなぁ、そういう勝手やらかして、周りがどれだけ…ッ」 まどか「わかってる。私にもよくわかる」 まどか「私だってママのことパパのこと、大好きだから。どんなに大切にしてもらってるか知ってるから。自分を粗末にしちゃいけないの、わかる」 まどか「だから違うの。みんな大事で、絶対に守らなきゃいけないから。そのためにも、私今すぐ行かなきゃいけないところがあるの!」 詢子「理由は説明できねぇってか」 詢子「なら、アタシも連れていけ」 まどか「ダメ。ママはパパやタツヤの傍にいて、二人を安心させてあげて」 まどか「ママはさ、私がいい子に育ったって、言ってくれたよね。嘘もつかない、悪いこともしないって」 まどか「今でもそう信じてくれる?私を正しいと思ってくれる?」 詢子「絶対に下手打ったりしないな?誰かの嘘に踊らされてねぇな?」 まどか「うん」 まどか「ありがとう、ママ」 ほむら「これ以上先に進まれたら、避難所を襲われる…」 ほむら「どうにかして…ここで食い止めないと…」 ほむら「そんな…ハッ」 ほむら「どうして?…どうしてなの?何度やっても、アイツに勝てないッ」 ほむら「繰り返せば…それだけまどかの因果が増える。私のやってきたこと、結局…」 ほむら「…!?」 まどか「もういい。もういいんだよ、ほむらちゃん」 ほむら「まどか…?」 ほむら「まどか…まさか…!?」 まどか「ほむらちゃん、ごめんね」
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102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/04/27(金) 18 19 35.47 ID xXMT2RU40 [1/3] 険悪ではないけど仲良くもなってないほむらに まどか「ほむらちゃん、一緒に帰ろう!」 さやか「ついでにどっか寄り道していこう!ほむらちゃん」 ほむら「ちょ、ちょっと。まどかはともかくなんで美樹さやかまで『ちゃん』を付けて呼ぶのよ」アセ さやか「だって女の子だもーん!」 まどか「ねー!」 ほむら「ううぅぅぅ///」 仁美「~♪」ニコニコ ほむら「し、志筑さんも見てないでなにかいって!」 まどさや「キャッキャ」 仁美「ウフフ」 昔の自分を見てるようで終始ニコニコ顔の仁美 なんかそんな下校風景
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作者:qaPPKJiko 258 名前:地獄に落ちるわよ[sage saga] 投稿日:2012/07/24(火) 18 33 06.79 ID qaPPKJiko 小 中 大 あ 隔 ──肉屋の前── さやか「おじさーん。食用ほむほむ3ダースちょうだい」 肉屋 「はいよ。どれにする?」 さやか「味はどうでもいいけど、元気な子がいいな」 肉屋 「……もしかして、虐待だけが目当てかい?」 さやか「うん。そうだよ」 肉屋 「……まぁ、買ってくれるのは嬉しいがね……」 さやか「アハハッ。ごめんね」 「ホム」「ホムホムー」「ホミュー」「ホミャー」「ホミ」「ホムー」 肉屋 「はいよ。気が向いたら、ちゃんと食ってやりなよ」 さやか「はーい。ありがとう」 肉屋 「またな。お嬢ちゃん」(見た目はそこそこ可愛いけど、嫁に行けないタイプだな) 「ホミャー」「ホムム」「ホミミー」「ホミュミュ」「ホミャー」 ………………………… ……………… ──空き地── ドン プチッ 「ホギャァァアアーッ」「ホミャァアアーッ」 さやか「うーむ。即死させちゃった。金槌は強力すぎたか……」 「ホビャーッ」「ホミャギャーッ」「ホミミミーッ」 さやか「じゃあ次はこれ。えい!」 トン クチッ 「ホガァァ…ァァッ…」「ホミャァァアアアーッ」 さやか「うん。半殺しをねらうなら、やっぱり木槌の方が便利かな」 「ホミャーッ」「ホミャミャーッ」「ホギャーッ」「ホムムムーッ」 さやか「……でも、案外これが手に馴染むんだよね」 とんっ とんとん ベコッ ボコボコッ 「ホビャッ…」「ホミャギャーッ」「ホビャビャーッ」「ホッ…ホヒィ…」 さやか「アハハッ。ちょっと貧乏くさいけど、ビール瓶は最高だよね」 「ホヒッ…」「ホギャッ…」「ホビャビャーッ」「ホミャーッ」 杏子 「……おい。さやか……」 さやか「あっ、いたんだ。杏子」 杏子 「また食いもしないで、ほむほむを虐めてたのかよ」 さやか「うん。今回は道具にこだわってみたんだ。出来る女を目指す身としてさ」 杏子 「お前そのうち、もったいないオバケとかに殺されて地獄に落ちるぞ?」 さやか「あははっ。そんなメルヘンな脅しじゃ、アタシのほ虐スピリッツは止められないよ」 杏子 「……やれやれ……」 ………………………… ……………… …… ──数日後・魔獣との戦闘中── さやか「ぐわぁぁああーっ!!」 杏子 「さやかぁぁあああーっ!!!」 マミ 「美樹さん!」 ほむら「美樹さやか!?」 ………………………… ……………… …… ──あの世?── さやか「あーぁ。死んじゃった……」 まど神「ウェヒヒッ。迎えにきたよ。さやかちゃん」 さやか「あっ、まどか。久しぶり」 まど神「うん。久しぶりだね」 さやか「えーと……」 まど神「…………」 さやか「…………」 まど神「お疲れ様でした。さやかちゃん」 さやか「うん。ありがとう」 まど神「ウェヒヒッ」 さやか「アハハッ」 まど神「えーと。それじゃあさっそくだけど……」 さやか「うん」 まど神「これに着替えてね」 さやか「えっ?」 まど神「これに着替えて」 さやか「…………」 まど神「…………」 さやか「ねぇ。これなあに? 青と白のしましまだけど……」 まど神「囚人服だよ」 さやか「囚人服?」 まど神「似合ってるよ。さやかちゃん」 さやか「喜んでいいの? ソレ……」 まど神「ウェヒヒッ。可愛いと思うよ」 さやか「……でも、なんで囚人服なの?」 まど神「さやかちゃんは地獄行きなの」 さやか「えっ、地獄? 冗談でしょ?」 まど神「嘘じゃないよ。ほら、この書類見てよ」 さやか「……なにこれ?」 書類 『━氏名・美樹さやか━罪状・ほむほむを虐めすぎ━判決・地獄行き━』 さやか「…………」 まど神「納得してくれたかな? さやかちゃん」 さやか「ちょっ、納得出来ないって!」 まど神「やっぱりショック大きいよね」 さやか「なんでよ。なんで、ほむほむを虐めたくらいで地獄行きなのよ……」 まど神「うん。確かに、ほむほむを虐めただけで地獄に落とされる人は少ないんだけどね……」 さやか「それじゃあ、どうしてよ……」 まど神「…………」 さやか「アタシ。いい事いっぱいしたんだよ!」 まど神「知ってるよ」 さやか「頑張って魔法少女やってたんだよ!」 まど神「うん。知ってるよ」 さやか「みんなの為に頑張ったんだよ!」 まど神「うん。よく知ってるよ」 さやか「しかも最後は、魔獣と相討ちで殉職までしたんだよ!」 まど神「うん。見てたよ」 さやか「これだけでも二階級特進クラスの善行じゃん。違うの?」 まど神「うん。そうだね。すごく立派だと思うよ」 さやか「じゃあなんで地獄行きなのよ! わけ分かんない!」 まど神「…………」 さやか「まどか!」 まど神「……えーとね。引き算だよ」 さやか「引き算?」 まど神「うん。生前のさやかちゃんは、善行もいっぱいやってくれたけどね……」 さやか「…………」 まど神「その善行の十倍くらいの悪行もやっちゃったんだよ。……ほ虐で……」 さやか「そっ……。そんな……」 まど神「やりすぎたんだよ。ちょっと有名にもなってるの。悪い意味で……」 さやか「……グスッ」 まど神「……ごめんね。そのうちにズルして助けてあげるから、ほとぼりが冷めるまでは地獄で我慢してね」 さやか「えっ? 助けてくれるの?」 まど神「うん。本当はダメなんだけど、こっそり蜘蛛の糸とか垂らしてあげる」 さやか「まどか、ありがとう。さすがはアタシの嫁だよ」 まど神「ウェヒヒッ。さやかちゃんてば///」 さやか「アハハッ」 まど神「それじゃあ、100年ほど地獄で頑張ってね。さやかちゃん」 さやか「え? 100年……」 まど神「うん。100年くらい。いってらっしゃい、さやかちゃん」 さやか「ちょっ!? 待って、長すぎるって! せめて一月くらいで……」 鬼A 「おーい。まど神さーん」 鬼B 「罪人を引き取りにきましたよー」 まど神「あっ、いつもありがとうございます」 さやか「げっ!? 鬼!」 鬼A 「こいつですね? おーっ、わりとオッパイありますね」 鬼B 「こりゃ楽しみだ。ほれ、キリキリ歩けー」 さやか「ぎゃーっ!?! まどかぁぁああああーっ!!!」 まど神「ごめんね。さやかちゃん……。私の力不足で……クスン……」 ………………………… ……………… ヌゲー キャーッ! シャブレー ギャーッ! マタヒラケー ウアァァーン!!! ガハハハハ タスケテーッ!!!! ………………………… ……………… ──マミの部屋── 飼ほむ「ホム…」ジーッ… さやか「……うーっ、初めて……なの……に///」Zzz・・・・ 杏子 「どんな夢見てるんだよ///」 マミ 「悪夢じゃないのかしら?」 ほむら「……淫夢だと思うわ」 さやか「うぅぅっ/// うあっ……」Zzz・・・・ 杏子 「でも、よく助かったよな。胴体が真っ二つになったのに」 ほむら「回復力だけは称賛ものよね」 さやか「……あぁっ、見るな/// 見ない……で……」Zzz・・・・ マミ 「美樹さん?」 ほむら「…………」(溜まってたのかしら?) 飼ほむ「ホムホムー」トテテテ… さやか「……うーん///」Zzz・・・・ 飼ほむ「ホムゥ…」ツンツン… 杏子 「こら。まだ寝かしといてやれよ」 ひょいっ 飼ほむ「ホムッ?」キョトン 杏子 「…………ゴクリ」……ぐぅーっ ←(腹の虫) ほむら「……佐倉杏子。その子を食べたら、マミに撃ち殺されると思うわよ?」 マミ 「……コホン」 杏子 「だっ、大丈夫だ。もうマミのペットは食わねえよ!」 さやか「うーっ……」Zzz・・・・ 飼ほむ「ホム?」… ………………………… ……………… …… まど神「ウェヒヒッ。今回は夢でよかったね。さやかちゃん」 終 ジャンル:さやか さやカス ほむら ほむ種の居る日常 まどか マミ 天罰 杏子 虐待 食用ほむほむ複数 感想 すべてのコメントを見る まど神が友人であるさやかよりほむほむ優先するってことは作者の頭の中では、ほむら=ほむほむなんだろうな なんでこんなもん書くんだろうな なんだこれ…虐待アンチが必死だな きめぇ ほむほむ擁護するほむ厨も虐待するしかねーな
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1 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/26(日) 04 03 58.71 ID I7gmPkmAO [1/5] 「やぁ、よく来たね」 「このスレはコンマスレだ。運命は君たちの手に委ねられている」 「君たちがどんな物語を描くのか……非常に興味深いね」 「さぁ、解き放ってご覧。ソレが君の――運命だ」 46 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/26(日) 23 49 03.50 ID I7gmPkmAO ――――7日目(土)、自室、朝 んー……朝か…… 今日は休みだな……ゆっくり寝るとしよう…… 1、柔らかい何かに抱き着いて寝る 2、起きる ↓3 49 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/26(日) 23 50 39.75 ID Mc4+ZjE4o 2 51 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/26(日) 23 52 58.46 ID I7gmPkmAO いや、やっぱり起きるか…… キョン「早起きしたからには三文得したいもんだ……」ムニッ むに? キョン「……」チラッ ほむら「…………」スヤスヤ そろそろ住居不法侵入で告発すべきか悩む。 57 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/26(日) 23 58 18.62 ID I7gmPkmAO [5/5] ――――居間、朝食 妹「きのうはおたのしみでしたね!」 ドラクエのやり過ぎだ。 んな事ほざく宿屋があったらベギラゴンも辞さない。 ……練習してみるか、ベギラゴン。 ほむら「無理よ」 ですよねー 母「今日はほむらちゃんとお出かけ?」 母もこの事態をスルーしないでほしい。いや真剣にね? ほむら「はい。少しお借りします」 ちょっと待て。 アタシにも選択の権利って物があるだろう。 ほむら「?」 首を傾げるのを止めなさい。 1、仕方無くほむらと出かける 2、嫌だ。アタシは梃子でも動かんぞ ↓3 60 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage] 投稿日:2012/08/26(日) 23 58 55.32 ID 0Ar6exIfo 1 63 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 02 06.15 ID xVtNM4UAO 分かったよもう……やれやれ、アタシの日常どこー? ――――自宅前 で、何処に行くんだ? ほむら「貴女を鍛えておこうと思って」 はい? ほむら「貴女もある程度自衛出来なければ、この先困るわよ」 確かにそうだが……どこでやるんだ? ほむら「いい場所があるわ、着いてきなさい」 65 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 08 41.28 ID xVtNM4UAO [2/61] ――――橋の下、朝 ここか……確かに、人目には付きにくいな。 ほむら「私も魔法少女になったばかりの頃は、ここで特訓していたわ」 もしかして、大分魔法少女になってから長いのか? ほむら「……一応」 それは凄いな。 ほむら「じゃあ組み手からね」 えっ、ちょっ―― ※特訓をする事で【平凡】スキルのランクに経験値が入ります。 ※経験値1ポイント=グリーフシード1ポイント相当です。 直後、特訓判定 ほむら【ベテラン】B+4 66 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 09 04.84 ID pMATfDJdo [1/9] ほむ 69 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 16 34.33 ID xVtNM4UAO ※経験値8獲得! 【平凡】E(8/20) 全ステータス±0 し、死ぬ……死んでしまう。 ほむら「だらしないわね……」 喧しいわ……こちとら一般人だぞ…… ほむら「魔法少女でしょう。それくらい身体を使えなければいけないわ」 へいへい……難しい事だな。 ほむら「……よいしょ」 ? レジャーシートなんか広げてどうした? ほむら「お昼にしましょう」 作ってきてたのか…… って、どこから出した今? ほむら「盾」 マジカルだなー…… 70 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 24 41.08 ID xVtNM4UAO ――――川辺、昼 旨い。 サンドイッチも工夫次第なんだな。 ほむら「……なら、良かった」 ……なぁ、暁美。 ほむら「ほむらで良いわ」 ……じゃあ、ほむら。 お前の目的……っていうかやりたい事って何だ? ほむら「……鹿目まどかを魔法少女にしない事よ」 まぁ確かに危ないしな…… でも何で鹿目だけなんだ? ほむら「……他の人間も契約しないに越した事は無いわ」 ほむら「私にとって一番大事なのがまどかなだけ」 成る程ねぇ……確かに魔女と戦うなんてゴメンだしな。 でもそれと部活と何の関係が? ほむら「部活と言う体裁を取る事で何かアプローチが出来ると思ったし……」 ほむら「何より、貴女が勧めたからよ」 何だそりゃ。意味が分からんぞ。 ほむら「貴女はイレギュラーなの」 ほむら「貴女は、袋小路に閉じ込められた私を……救ってくれるかもしれない」 ほむら「これは賭けなのよ」 ……よく分からんな。 ほむら「分からなくても良いわ」 そう言って、ほむらは小さく笑った。 71 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 26 04.90 ID xVtNM4UAO [5/61] ――――橋の下、昼 ほむら「もう少し特訓するかしら?」 1、頼む 2、勘弁してくれ ↓3 74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 26 45.85 ID pIazQucq0 1 77 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 28 20.95 ID xVtNM4UAO ほむら「じゃあ次は走り込みね」 なら楽そうだ…… ほむら「時速50キロを維持してね」 !? 直後、特訓判定 ほむら【ベテラン】B+4 78 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 28 34.08 ID QEtDwLZ1o あ 84 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 32 15.87 ID xVtNM4UAO ※経験値12獲得! ※スキルランクアップ! 【平凡】E(8/20) 全ステータス±0 ↓ 【平凡】D(0/40) 全ステータス±0 キョン「…………」ピクピク ほむら「お疲れ様。よく頑張ったわね」 魔法少女止めたい…… 88 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 35 21.21 ID xVtNM4UAO [8/61] ――――橋の下、夕方 もう夕方か……特訓をしたせいか【いつもより疲れそうだ】…… ※特訓回数によって、その日の自動減少値が増加します ほむら「日が落ちるまではまだ少しあるわね。まだ特訓する?」 1、頼む 2、もう無理 ↓3 91 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 36 06.23 ID 16KyiJxAo 2 96 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 38 34.58 ID xVtNM4UAO 今日は一旦止めにしよう! な!? ほむら「そうね、大分いい練習になっただろうし……」 どこかに行くかね? 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 【廃ビル】 【コンサートホール】 【橋の下】 【川辺】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 99 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 39 36.74 ID QEtDwLZ1o [9/18] ほむらに離れ小島の話をする 100 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 41 41.85 ID xVtNM4UAO [10/61] そういえば、沖の島に変なロボットと……剣があったんだが、何か知らないか? ほむら「?」 ほむら「知らないわね……魔法少女関係の何かかしら?」 ほむらも知らないみたいだ…… 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 【廃ビル】 【コンサートホール】 【橋の下】 【川辺】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 103 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 42 49.34 ID QEtDwLZ1o 2 105 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 47 04.26 ID xVtNM4UAO 直後、探索判定 【1】謎の魔女結界 【2~4】病院 【5~7】駅 【8~9】展望塔 【0】廃教会 106 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 47 26.87 ID JRA4M0fQo こい 110 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 50 29.34 ID xVtNM4UAO ――――駅、夕方 ほむら「ここからあすなろや風見野に行けるわ」 遠出も部活動として予定しているのか? ほむら「必要なら、かしら」 今日は止めておこう。 何より帰りが遅くなっちまうしな。 ――――駅、夜 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 【廃ビル】 【コンサートホール】 【橋の下】 【川辺】 【駅】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 113 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 51 27.74 ID 1euNinoVo [3/13] 1 コンサートホール 117 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 00 56 47.48 ID xVtNM4UAO ――――コンサートホール、夜 今日は特に使用されていないようだ。 ほむら「綺麗な場所ね」 確かにな。 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 【廃ビル】 【コンサートホール】 【橋の下】 【川辺】 【駅】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 120 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 00 57 45.78 ID CB0J3diGo 1 公園 128 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 03 24.92 ID xVtNM4UAO ――――公園、夜 噴水が綺麗だ…… ……ちょっと休むか。 ほむら「そうね……」 しばらく休んでいた…… 直後ほむら友好ランク判定 心理+3 129 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 03 44.52 ID /OL4U1gr0 [6/11] 任せるなー! 135 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 09 51.65 ID xVtNM4UAO [15/61] 早い……確実にキョンや。 ♪ ♪ ♪ ※友好ランクが最大になりました ※きっかけがあれば更に深い関係になれるでしょう ……帰るか? ほむら「うん」 そういえば、こんな時間まで遊んでいて、親は心配しないのか? ほむら「一人暮らしだから……」 ……そうか。 1、じゃあ、またな 2、……泊まってくか? ↓3 138 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 01 10 10.91 ID QEtDwLZ1o 2 142 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 11 51.60 ID xVtNM4UAO 泊まってくか? ほむら「構わないの?」 ウチの親はどんな奴だ? ほむら「……ありがとう」 礼は要らないさ。 さて、帰るかね。 143 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 16 59.16 ID xVtNM4UAO ――――自宅、夜 ただいまー 妹「おかえりー」 ほむら「お邪魔します」 妹「」 どうした? 妹「お、お母さーん!? 遂にキョンちゃんが能動的にお持ち帰りしてきたよー!?」 泊まるだけだよ…… 妹「響きがヤらしいよー!」 ほむら「?」 やれやれ……はぁ。 ――――自室、夜 ほむら「…………」 ほむらは部屋にあった雑誌を読んでいる…… アタシのベッドを占領してな。足パタパタすんなよ…… ……何かするか? 1、今日は寝る 2、自由安価 ↓3 146 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 01 18 12.12 ID QEtDwLZ1o 2 [ピザ]に連絡 昨日のひより探しの最中に聞いた美国とやらについて詳しく知らないか聞いてみる 152 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 26 07.36 ID xVtNM4UAO [18/61] ほむら「何してるの?」 デブに電話。 デブ『もしもし、デブなんだな』 よう、経過はどうだ? デブ『ひよりちゃんの心の傷は深いんだな……』 デブ『でも、良い事もあったんだな! また学校で詳しく話すんだな!』 結果報告は学校で聞けそうだ…… デブ、美国って知らんか? デブ『ニュースになってるんだな……でも詳しくは知らないんだな』 デブ『どうしたんだな?』 街で噂を聞いてだな…… デブ『あ、一応場所は分かるんだな。酷い落書きだったから覚えてるんだな』 でかした! 流石デブ! ※【美国邸】が追加されました デブ『じゃ、おやすみなんだな』 おう、またな。 ほむら「良さそう?」 ああ。心配無さそうだ。 ……さて、寝るか。 ほむら「そうね」 ……何故潜り込んでくる。 ほむら「ベッド一つしかないもの」 済まないな一般家庭で。 ほむら「…………♪」 やれやれ…… 7日目、終了 156 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 29 02.63 ID xVtNM4UAO 7日目(土) 貴女ソウルジェム 5/5 貴女グリーフシード 20、10 【薔薇園】【その他】 【枯れた薔薇】 アーティファクト 無し 友好度 中沢【友好】 デブ【友達(特殊)】 キュゥべえ【普通】 ほむら【雑用(特殊)】 仁美【普通】 さやか【普通】 まどか【普通】 マミ【友好】 キュゥべえ【普通】 【開放土地】 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 【廃ビル】 【コンサートホール】 【橋の下】 【川辺】 【駅】 【美国邸】 166 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 01 35 39.97 ID xVtNM4UAO [20/61] キョンのブースト値高めだしね…… ブースト値が高ければ高い程、運命を変える力に欠けているって事だから、ある意味忠実 194 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 20 53 54.56 ID xVtNM4UAO [23/61] ――――8日目(日)、自室、朝 うぐぐ……身体中が痛い。 昨日の特訓のせいか? ほむら「ほら、早く起きて。今日も午前中は訓練なんだから」 か、勘弁してくれ…… 1、特訓する 2、断る ↓3 197 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 20 54 48.77 ID CB0J3diGo [5/23] 1 200 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 11 49.00 ID xVtNM4UAO 分かったよ……今日もあそこか? ほむら「ええ。さ、行きましょう?」 妹が何か言っていた気がするがスルーした…… ――――橋の下、朝 ほむら「さぁ、今日も基礎トレーニングよ」 直後、特訓判定 ほむら【ベテラン】B+4 201 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 11 58.34 ID WHBajp50o ほむ 203 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 16 38.20 ID xVtNM4UAO ※経験値8獲得! 【平凡】D(8/40) 全ステータス±0 お、大分楽だ…… ほむら「慣れてきた証拠ね」 何だか魔法少女を実感するな…… ――――橋の下、昼 今日は昼飯どうする? ほむら「作ってあるわ」 そりゃ用意のいい事で。 ほむらのサンドイッチに舌鼓を打つ。 ほむら「午後も特訓する?」 1、ああ。やるよ 2、いや、今日はもういい ↓3 206 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 17 37.12 ID WHBajp50o 2 209 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 21 53.21 ID xVtNM4UAO いや、今日はちょっとな。 ほむら「何か用事?」 いや、街をぶらつくだけだが……来るか? ほむら「ええ」コクリ 【開放土地】 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 【廃ビル】 【コンサートホール】 【橋の下】 【川辺】 【駅】 【美国邸】 1、移動する 2、探索する 3、自由安価 4、魔女を探す ↓3 212 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/27(月) 21 22 57.82 ID qZWkonggo [1/5] 1【美国邸】 214 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 26 06.43 ID xVtNM4UAO [27/61] ――――美国邸、昼 塀の落書きが凄い……一種の近代アートにも見える。 ほむら「来たかった場所って、ここ?」 ああ。 噂で聞いて気になってたからな。 しかし酷い……消してみるか? 1、……やってみるか 2、いや、面倒だな ↓3 217 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 26 29.72 ID CB0J3diGo 1 222 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 29 44.22 ID xVtNM4UAO これ、何とかならないかね? ほむら「ならなくは無いけど……」 なら部活動の一環として地域美化に努めてみるのも良いんじゃないか? ほむら「そうかしら……」 でないとそろそろ先生から指導が入りそうだからな。 道具は無いか? ほむら「あるわ」 その盾、便利だな。 1、清掃する旨を家の人に伝える 2、勝手に始めよう ↓3 225 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 30 39.74 ID CB0J3diGo 1 226 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 36 28.01 ID xVtNM4UAO 呼び鈴を鳴らす……が出ない。 ほむら「留守かしら……」 かもしれないな――ん? キョン「(何だか甲高い声が聞こえたような……)」 1、まあいいか、それより掃除だ 2、悪いが、勝手に上がらせてもらう ↓3 229 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 37 02.79 ID WHBajp50o 2 襲われてるのかね 231 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 39 17.85 ID xVtNM4UAO 何か変な音聞こえなかったか? ほむら「いや、私は特に――」 行ってみよう…… ほむら「ちょ、ちょっと!? 良いのかしら……」 庭を抜けて玄関に辿り着いた…… ……やはりおかしい。 玄関のドアが開いたままだ。 1、入る 2、引き返す ↓3 234 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 39 37.66 ID CB0J3diGo [9/23] 1 239 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 42 49.53 ID xVtNM4UAO [31/61] ――――美国邸内、ホール 中に入ると更に鮮明に声が聞こえてきた…… ……男の罵声と女の悲鳴がする! ほむら「ただ事では無いみたいね……」 1、声の方へ急ぐ 2、厄介事はゴメンだ…… ↓3 242 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 43 10.25 ID CB0J3diGo 1 255 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 46 11.77 ID xVtNM4UAO 貴女は駆け足で声の方向へと走る。 ――この部屋か! 1、ドアを蹴破る 2、普通に入る ↓3 258 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 46 36.46 ID CB0J3diGo 1 272 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 53 43.82 ID xVtNM4UAO [33/61] ――――美国邸、少女私室 貴女は助走を付けて、ドアに向かってドロップキック。 スノーボードのようになったドアに乗って―― 「なっ――ぐえっ!?」 あ、一人潰しちまった。 「な、なんだ!?……ってガキか」 若い男が四人……奥で踞っている女の子。 「お友達かな?――おい、とりあえず捕まえろ」 男の一人が掴みかかってきた―― ほむら「そこまでよ。通報したから。見張りも置かないのはミスね」 機転が聞いて助かる。 「なら連れていきましょう。せっかくここまで来て――」 1、壁を殴る 2、床を踏む ↓3 275 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 21 55 03.40 ID CB0J3diGo 2 280 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 21 57 28.77 ID xVtNM4UAO 貴女は右足を少し上げ。 そのまま床を踏み鳴らした。 ――轟音と共に屋敷全体が揺れる。 「」 おい。 いいか、よく聞け。一回しか言わん。『失せろ』。分かったな? 分かったら早くしろ!! ――男たちは蜘蛛の子を散らす様に屋敷から出ていった。 291 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 00 52.81 ID xVtNM4UAO [35/61] ――――少女私室 ほむら「やるじゃない。なかなかの殺気だったわよ。それに良い身体強化だったわね……って」 疲れた……魔力が一気に抜けた感じがするよ…… ※貴女ソウルジェム ※5→3 部屋の隅で女の子が布切れを被って震えている…… 1、近寄って声をかける 2、手持ちぶさたにしている 3、自由安価 ↓3 294 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 22 01 08.62 ID WHBajp50o [20/42] 1 301 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 08 20.39 ID xVtNM4UAO おい、大丈夫か? 何もされてないか? ?「…………」コクリ ?「……だ、誰?」 キョンとでも呼んでくれ。 こっちはほむら。 ほむら「……よろしく、【美国織莉子】」 知ってる人か? ほむら「一方的に、ね」 織莉子「あ、あの……」 ああ、安心しろ。すぐに警察が来るから。 ほむら「来ないわよ?」 えっ。 ほむら「だって口から出任せだから……貴女、いきなり飛び込むのだもの」 ……まぁ、結果オーライってことで。 織莉子「あ、あの」 ああ、済まん。何だ? 織莉子「ありがとうございます……助かりました。ああいう過激な人もいますから……」 織莉子「……お茶、お出し致します。余り綺麗な屋敷では無いですが……ゆっくりしていって下さい」 これは…… ほむら「……」フウ 分かった、お言葉に甘えるとしよう。 307 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 15 19.72 ID xVtNM4UAO ――――荒れた居間、昼 美国はキッチンで何かやっている…… キョン「おい、こりゃあどうしたもんだろうな。家の荒れ方が尋常じゃないぞ」 ほむら「美国議員のニュース、知らないの?」 キョン「……あー、あの自殺のか。あいにくあんまりテレビは見ないんでね」 キョン「そこがここって訳か?……成る程確かにねぇ」 ……だからって娘さんは関係無いだろうに。 ひどい話もあったもんだ。やれやれ…… 織莉子「……どうぞ」 ――おお、旨い。 素人だが、旨いと思う。 織莉子「ありがとうございます……」ニコ…… 織莉子「そういえば、キョンさんたちは何故ここに……?」 そうだ、本来の目的を忘れていた。 実は―― 308 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 19 47.62 ID xVtNM4UAO [38/61] 織莉子「――そんな、いいんですよ……アレも慣れましたから」 いやいや、立派な犯罪だろう。 警察には届けたか? 織莉子「えぇ……ですが、警察の方も乗り気で無いようで……やはり父の件がありますから」 ……何だか胸くそが悪い話だな。 1、是非やらせてくれないか? 2、そうか……なら仕方無いな ↓3 311 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 22 20 37.09 ID CB0J3diGo 1 318 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 26 00.52 ID xVtNM4UAO 織莉子「な、なら……お願いします。私も手伝います」 おし、じゃあ早速やるか。 ほむら。 ほむら「……分かったわ」 319 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 29 28.47 ID xVtNM4UAO ――――織莉子邸、夕方 お…… ほむら「終わったわ……」グッタリ やった……やりきったでぇ…… 織莉子「こんなに綺麗だったんですね……随分忘れていたような気分です」 織莉子「お風呂、お沸かし致しますわ。どうぞ汗を流していって下さい」 1、お言葉に甘えよう 2、いや、遅くなるし失礼する ↓3 322 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 22 30 18.26 ID WHBajp50o 1 326 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 32 07.07 ID xVtNM4UAO あぁ、助かるよ。 直後織莉子初期友好ランク判定 心理+3 327 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 22 32 15.70 ID 2yVDfVmWo bulsyto 331 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 35 31.64 ID xVtNM4UAO ※織莉子【友好・大】を獲得 ――――浴室、夕方 はぁぁ……疲れが抜けていく…… 風呂は命の洗濯っていうけど、マジだな。 こんなすがすがしい気分でのびのびしたのは久しぶりかも―― ほむら「……」ガラッ えっ。 334 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 39 34.58 ID xVtNM4UAO [43/61] ほむら「…………」キュキュッ、ザー…… ほむら「…………」キュッ、クシクシクシ…… ほむら「…………」キュッ、ザザー…… ほむら「……ふう」キュッ、ファサァ ほむら「――んっ、はぁ……」チャプンッ、ピトッ で、何で浴槽に入ってアタシの足の間に座ってるのか答えてくれないか? ほむら「?」 え、何コレアタシがおかしいの? 341 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 44 32.40 ID xVtNM4UAO ほむら「入れって言われたから」 うん。きっとそれはアタシの後に、って言葉が秘められていると思うんだよ。多分。 ほむら「……ちゃんと言ってくれないと分からないわ」 いやいや、常識なんですよねほむらさん。 ほむら「……じゃあ上がってからやり直すわ」 ――あぁもう、今更良いよ! 面倒でしょほむらさん!? ほむら「……ワガママね」 今、アタシは悟りを開けそうだよ……理不尽ってやつのね。 ほむら「凄いわね」 だろ……? はぁ、やれやれ。 ……ほむらの肌の感触が、やけに生々しかった。まる。 342 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 49 39.49 ID xVtNM4UAO ――――織利子邸、荒れた居間、夜 織莉子「湯加減はどうでしたか?」 良かったよ。ありがとうな。 ……荒れた室内が気になる。 1、次は中も掃除しなきゃな…… 2、じゃあ、お邪魔するとしよう ↓3 345 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 22 50 12.82 ID CB0J3diGo 1 348 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 54 25.41 ID xVtNM4UAO 織莉子「えっ……?」 これじゃ普通に暮らすにも困るだろう。 MM部に任せてみないか? 織莉子「……また来てくれるんですか?」 ああ。 織莉子「……じゃ、じゃあ、ご迷惑で無ければお願いします。お茶を用意しておきますわ」 それはありがたい。 ……さて、そろそろお暇するとしよう。ほむら、帰るぞ? ほむら「分かったわ」グテー ああもう……身体弱いのに長湯するから…… 連れて帰ります。 織莉子「お待ちしていますわ……いつでもおいで下さい」 ああ、じゃあな。 350 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 22 57 40.84 ID xVtNM4UAO ほら、今日はどうするんだ? ほむら「一旦家に帰るわ……送っていって」グテー コイツは……はぁ、やれやれだ。 ――――ほむら宅、夜 ほむら「エスコートありがとう……もう良いわ」 もう帰るぞ? ほむら「えぇ。また明日、学校で」 あぁ、お疲れ様。 ほむらと別れた……今日はもう帰って寝よう…… 8日目、終了 357 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 00 04.19 ID xVtNM4UAO 8日目(日) 貴女ソウルジェム 1/5 貴女グリーフシード 20、10 【薔薇園】【その他】 【枯れた薔薇】 アーティファクト 無し 友好度 中沢【友好】 デブ【友達(特殊)】 ほむら【雑用(特殊)】 仁美【普通】 さやか【普通】 まどか【普通】 マミ【友好】 キュゥべえ【普通】 織莉子【友好・大】 【開放土地】 見滝原 【自宅】 【市街地】 【路地裏】 【廃工場】 【公園】 【学校】 【通学路】 【港】 【離れ小島】 【廃ビル】 【コンサートホール】 【橋の下】 【川辺】 【駅】 【織莉子邸】 【ほむら宅】 361 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 01 25.94 ID xVtNM4UAO 「まったく、困ったものだね。キョンは」 370 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 06 28.50 ID xVtNM4UAO [50/61] QB「彼女は美国織莉子の魂を補填してしまった……」 QB「彼女には暫くボクの姿が見えないだろうね……契約が出来ないや」 QB「彼女の【日常を振り撒く】魔法は危険だね……商売あがったりだよ」 QB「この調子で素質がある子たちがボクを認識できなくなるのは、少々厄介だ」 QB「適当な魔女に食われてくれれば良いのだけれどね……」 QB「……そろそろ手を打たないとね」 379 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 11 45.61 ID xVtNM4UAO ――――9日目(月)、自室、朝 ……む。 ……早起きする癖が着いちまったな。やれやれ。 今日は妹も大人しくて助かる。 早めに出るかね…… 381 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 14 23.78 ID xVtNM4UAO ――――通学路、朝 今日はいい天気だ…… ほむらがいない朝は久しぶりかもしれんな。 直後、接触判定 隠者+1 382 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 23 14 31.81 ID CB0J3diGo 1 388 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 17 48.77 ID xVtNM4UAO 特に誰にも会わずに学校に着いた…… ――――教室 デブ「あ、おはようなんだな」 ようデブ。いい朝だな。 デブ「太陽が眩しくて僕には辛いんだな。ちょっといいんだな?」 例の話だろ? デブ「そうなんだな……実は」 デブ「正式に婚約したんだな」 そうかそうか。 ……えっ? 401 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 26 03.93 ID xVtNM4UAO [54/61] えっ、えぇぇぇぇっ!? マジか!? デブ「マジなんだな」 良かったな! おめでとうと言ってやりたい! デブ「ひよりちゃんをできるだけ支えてあげたいんだな……本心からそう思ったんだな」 デブ「だから、頑張るんだな。ポテチも控えてるんだな」 お前が――それは、本気だな。 デブ「ちょっと痩せてみるんだな」 痩せたら、多分アタシはショック死するぞ? デブ「ちゃんとお葬式には出るんだな」 言うなー、コノヤロー デブ「ひよりちゃんも落ち着いてきたみたいなんだな……以前は変な白い獣の幻覚を見てたっていったんだな」 デブ「今はそれも無くなったって言ってたんだな」 ――今の話、もう一回頼む。 デブ「? 今はもう見えないって――」 その前! デブ「し、白い獣の幻覚なんだな?」 …………変な話もあるもんだな。 キョン「(キュゥべえだな……多分)」 デブ「まぁ、心理的なモノなんだな。じきに解決すると思うんだな」 デブ「キョンちゃんのお陰様で助かったんだな! ありがとうなんだな!」 直後デブ友好ランク判定 心理+3 402 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 23 26 04.88 ID BC9a0naio キョンが介入すると平穏な日常が、不介入だといつもの非日常が来ると言う事か。 キョンは平和の使者で恋のキューピッドでもあるんだな。戦闘タイプの魔法少女より周りをよっぽど助けている気がする。 414 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 34 43.83 ID xVtNM4UAO ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ※デブ【友達(特殊)】→【親友(特殊・大)】 ま、幸せにな。 デブ「もちろんなんだな」 ――――昼休み、部室 ――って所だな、今回は。 ほむら「良かったわね」 ほむら「それに、話を聞く限りではキュゥべえの手からも逃れたみたいだし……」 アイツも見境が無くて困るな。 鹿目は大丈夫か? ほむら「まだ契約していないわ……美樹さやかもそう。巴マミと魔法少女体験なる物をしているらしいけれど――」 ――ドアがノックされた。 1、開ける 2、無視する ↓3 417 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 23 35 02.52 ID CB0J3diGo [21/23] 1 419 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 42 54.78 ID xVtNM4UAO [56/61] さやか「ここって何でも引き受けてくれるって――って、転校生!?」 ほむら「……何か?」 厄介なの来た……やれやれだ。 ―――― ほむら「お茶よ」コトッ さやか「……ありがとう」 何かMM部に相談か? さやか「……ま、キョンならいいか」 さやか「実は、恭介の事なんだけれどね……」 上条? また痴話喧嘩か? 勘弁してくれ…… さやか「ち、ちがわい!」カァッ さやか「……恭介、元気無くて」 事故だったっけな。 大丈夫なのか? さやか「……余り良くなさそう。左手も、治らないかもって」 マジか。 最近の医療は発達してるんだから、何とかなりそうなもんだけどな。 さやか「だから出来るだけ毎日CDを持っていってあげてるんだ。退屈しないように……」 さやか「ねぇ、どうしたら恭介元気になるかな……もし左手が治って、恭介がまた元通りになるなら……」 1、契約してもいいかもな 2、止めとけ。ろくな事にならん ↓3 422 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 23 43 37.89 ID gb+mEfxZo 2 431 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 48 26.24 ID xVtNM4UAO さやか「何でさ!」 アタシを見りゃ分かんだろ。 本当にろくなもんじゃない。 お前は今すぐに、紛争地帯の戦場に飛び込む度胸があるのか? さやか「う……」 止めとけ。魔女はヤバい……下手すりゃ死ぬしな。 さやか「じゃあどうすれば……」 うーん…… とりあえず上条の様子を見がてら、アタシもお見舞いに行っていいか? さやか「いいけど……」 実際に見てみなきゃ分からんしな……ほむらは? ほむら「……私も行くわ」 ほむら「その方がいいかもしれないし……」 じゃ、決まりだな。 432 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 50 22.20 ID xVtNM4UAO ――――学校、放課後 教室に残っているのは…… ほむら 中沢 さやか だ…… 誰かと話しておこうか…… ↓3 435 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 23 51 00.42 ID 1euNinoVo [13/13] ほむさや 437 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 51 49.15 ID xVtNM4UAO [59/61] ※回数は一回だけです ※一人を指定して下さい 再安価 ↓3 440 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 23 52 16.47 ID CB0J3diGo 中沢 441 名前:1 ◆wu8VE5paJA[saga] 投稿日:2012/08/27(月) 23 55 51.52 ID xVtNM4UAO 中沢「お、キョン。こないだはサンキューな!」 ちょっと良いだろうか。 中沢「何だ、相談か?」 実は、上条の事だ…… 上条の見舞いには行くか? 中沢「たまにな。どした?」 1、それとなくさやかについて、聞いてもらう 2、今の環境の不満を聞いてもらう ↓3 444 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 23 56 32.78 ID WHBajp50o 1 次【マミの】-【奇妙な冒険】15-2
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静かに日が落ちていく。夕暮れのオレンジが、段々とパープルに変わっていく。 それを、マミは無感情で眺めていた。 夕日が地平線に落ちていくのを、ただ、部屋の電気もつけずに見ていた。 大きなリビングの中心にポツンとあるテーブルの上には3人分のケーキ。 今日、魔女退治が終わった後に、一緒に食べようと用意していた。 だけど、それも全て無駄になった。 「あはは……私って駄目ね。本当に、駄目……」 独りでいる時は、こうして弱音を吐くことの方が多い。 ああして、まどかやさやかの前で強がってはみたけど、やっぱり辛い。 気づいたら、また、ポロポロと涙が零れていた。 「……っ」 魔法少女になってから、マミは誰かを助けるために戦うという口実で 独りの寂しさを紛らわしていた。 だけど、やっぱり独りである事を癒せるものなんて何もない。 独り、ずっと独り。 お父さんもお母さんも死んで、親戚からは突き放されて、こうして独りで 暮らすしかなくて。 その辛さにずっと耐えてきて、無理矢理取り繕って。独りで泣いて。 戦って、怪我をして、でも、そんな痛みも口に出せなくて。 「…………鹿目さん」 そして、そんな中に彼女は現れた。 キュゥべえが見出した魔法少女の才能を持つ少女、鹿目まどか。 『――彼女はすごい才能を持っている。計り知れないほどの力だよ!』 キュゥべえは、そう言っていた。 だとすれば、もし彼女が魔法少女になってくれたのなら、こんな孤独とも 別れる事が出来るんじゃないだろうか。 そう思った。本当はいけないことだと分かっていたけど、でも考えずには いられなかった。 命がけの戦いで、死と隣り合わせの戦いだとしても、同じ魔法少女同士で 手を取り合いながらやっていけるんじゃないかと思った。 自分が先輩で、彼女が後輩で、自分が色々教えてあげながら背中を預けあう。 どれだけ辛くても、誰かがいるなら耐えられる。 そう、思った。 「でも……」 それも、全ては水泡に帰した。亜樹子と、あの暁美ほむらによって。 あんな事があっては、もう二度と彼女達は自分に付き合ってくれないだろう。 そう、結局はまた独りに逆戻り。 また独りで魔女と戦う日々が戻る。孤独に耐える辛い日々が戻る。 たった2日の出来事なのに、酷く永い時間を過ごしたような気がした。 「……言っても、始まらないか」 もう、この事を考えるのはよそう。これ以上考えても辛いだけだ。 そう思って、自分の寝室に戻ろうとした時だった。 ――ピンポーン チャイムが鳴った。 また新聞の勧誘だろうか、玄関のドアまでマミは行く。 新聞の勧誘なら居留守を使おう、そう思って覗き穴から外を見てみた。 「あ……!」 マミの瞳が驚愕に見開く。次の瞬間、マミはドアを開け放っていた。 「マミさん……」 鹿目まどかがそこにいた。 「言い過ぎたかな……」 はぁ、と亜樹子が溜息をつく。マンションの階下から、マミの部屋を見上げる。 さっきまで真っ暗だった部屋が、今は明かりが燈っている。 「ま……あんくらいの年頃ってのはビミョーなお年頃だからな。 ましてや、あんな……魔女だったか? そんなもんと戦ってたら尚更だ」 近くのベンチに腰掛けていた翔太郎が顔の上にソフト帽を乗せて、 亜樹子に話しかける。 「翔太郎、落ち込んでいるのかい?」 沈んだ翔太郎の声に、フィリップが反応する。それに対して、翔太郎は しっしっ、と追い払うように手を振って反応を返す。 「やれやれ、君という奴は本当に――」 「私は、鹿目まどかを守れといったはずよ?」 そんな3人のやり取りを遮るように、ほむらの声が割って入る。 「なぜ、鹿目まどかと巴マミを合わせるの?」 「固い事は言いッこなしだ。マミちゃんは、まどかちゃんや君の学校の先輩だろ? 友達みてえなもんじゃねえか」 「ふざけないで」 ほむらは、冷たい口調で斬捨てた。まるで、マミがまどかを殺すとでも言いたげに。 そのただならない様子に、翔太郎達も違和感を覚える。 確かに、あの魔女というのは危険だ。あんな結界とやらの中に巻き込まれて 生き残れるのはライダーになった自分達や彼女達くらいのものだろう。 しかし、それだけではない。 ほむらの言葉は、そういった危険を指し示すものではない。 彼女の言葉は全て、鹿目まどかという一人の少女に向けられてしか放たれていない。 「君は、なぜそこまで彼女にこだわるんだい? あの鹿目まどかという少女に」 「…………」 答えは返ってこなかった。代わりに、意味がない、そうとしか言えないような瞳で ほむらがフィリップを見つめ返す。 「答える気、ないのかい?」 「ないわ」 即答だった。 「じゃあ、これだけは答えてくれ」 「……何?」 翔太郎が、そこで初めて顔の上に乗せていた帽子を外してほむらを見た。 真っ直ぐに射抜くような瞳がほむらに向けられる。 「君は、俺達を信用できるか?」 「…………」 ほむらと翔太郎の視線が互いに交錯する。日は完全に落ち、電灯が その場にいる四人を照らし出す。 数分――いや、本当は数十秒だったのかもしれない。 交錯した視線がほむらの方から外され、彼女は何かを振り切るように 髪をかきあげた。 「…………時と場合によるわ」 「じゃあ、今は信じてくれ。今の俺達の判断を」 静かに、しかし力強く、翔太郎が答える。 夜の中にあって、一際強い存在感をその時の翔太郎を放っていた。 それに、ほむらも気づく。 「俺は、依頼をやりきる。そして依頼人を絶対に傷つけねえ。それは、 依頼されたまどかちゃんだけでなく君もだ、ほむらちゃん」 ソフト帽を被りなおし、ベンチから立ち上がる。 「俺達はあの子を魔女から守る。そして、みんなを守りきる。君の依頼は 絶対に果たしてみせる。」 「翔太郎くん……」 ゆっくりと歩を進め、翔太郎はほむらの前に立る。 「だから……な?」 そして、スっと手を差し伸べた。 「……どういうつもり?」 「信頼の握手だ。君の依頼を守る、その約束のためのな」 ニヤリと、ハードボイルドを気取って格好つけて笑んでみせる。 いや、本人からすればこれがハードボイルドだったのだが、周りからはそうとしか みえなかった。 「…………」 無表情に、ほむらは差し伸べられた手を見る。しかし、目の中にある色は かすかな迷いと戸惑い。 「どうだい?」 「…………」 幾ばくかの逡巡、しかし、 「えいっ!」 亜樹子がほむらのてを取り、翔太郎と無理矢理握手をさせていた。 「な、何を……」 「迷うくらいだったらさ、信じてよ。こう見えても私達、ほむらちゃんより 長生きしてるんだから」 亜樹子が、二人の手を握ったまま笑ってみせた。 「亜樹子……」 「まあ、翔太郎くんがかっこつけてても意味ないし、見ててやきもきするだけだから 手っ取り早くやってみただけなんだけどねー」 次の瞬間、翔太郎がずっこけた。盛大に。 「おまっ……亜樹子!! てめっ、人が久しぶりに感心したってのに!!」 「ハーフボイルドの翔太郎くんがカッコつけても限度があるからねー。 ねー? フィリップくん?」 「まあ、確かに翔太郎のキザな台詞というのは、いつもの事だしね」 四面楚歌とはこの事だった。 「お前等……! フィリップ! 亜樹子! そこに直れ! 俺が直々に てめえらに社会の厳しさというものを――!!」 握手した手を離し、翔太郎が亜希子達へ向かった。 既にスタンバイしていた亜樹子のハリセンが宙を舞う。 「ちょやぁ!!」 「だぁれが、見え透いたハリセンの軌道に乗せられ――――っ痛ぁっっ!!」 しかし、次の瞬間、隠されていた左手に握られたスリッパが翔太郎の 頭を強かに張り倒した。 パコーンと、小気味言い音がマンション階下の公園に響き渡る。 「ッ痛ああ! ッ痛ぁぁ! おま、亜樹子!! なんでスリッパ!?」 「能ある鷹は爪を隠ーっす!! いつからアタシがハリセンだけしか持ってきてないと 思ってましたかー?」 クケケケと、明らかに女性がやって良い笑い方から外れた笑い声をあげて 亜樹子が翔太郎を高らかに嘲笑った。 「なるほど、二刀流とは……実に興味深い」 「てめぇ! フィリップ! 感心してるんじゃ――」 「隙ありぃ!!」 パコーン、スパコーン、と今度は二度、小気味良い音が鳴り響く。 ハリセンとスリッパの二刀流が翔太郎を張り倒した。 「亜樹子おおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「きゃー、翔太郎くんが怒ったー」 そして、始まる3人の追いかけっこ。それをほむらは呆気に取られて 眺めていた。 だが、不意に我に返る。先ほど握られた手をマジマジと見ていた。 暖かく、大きな手。その温もりがまだ手に残っていた。 「…………信じる」 誰にも聞こえないように呟く。無表情な仮面がその時、一瞬だけはずれた。 年頃の少女の、穏やかな瞳がそこにあった。 ――無理よ! 独りであんなのに――!! ――それでも私……魔法少女だから ――さよなら……ほむらちゃん ――鹿目さぁぁぁぁぁんッッッッ!! そして、夜は開ける。 「――――」 ゆっくりと世界は広がり、ほむらの視界には見慣れた天井が映し出される。 「…………また、夢」 一番古く、一番見たくない、一番悲しい、一番最初に見た夢。 起き上がり、ほむらは洗面所へと行く。 「…………イレギュラー」 鏡に映し出された自分を見て呟く。しかし、ほむらの目に映ってるのは 自分自身だけではない。 左翔太郎、照井亜樹子、フィリップ、火野映司、そしてアンク。 かつて一度もありえなかったイレギュラー達が、まるで狙い済ましたかのように この見滝原に一堂に会した。 「っ…………」 しかし、それがほむらには怖い。 ほむらは、鹿目まどかを救うためだけに、何度も時間を繰り返した。 しかし、その度にイレギュラーがほむらの運命を狂わせ、鹿目まどかは破滅した。 ある時には、美樹さやかが鹿目まどかを殺した。 ある時には、巴マミが鹿目まどかを殺した。 ある時には、鹿目まどかが自分を守って命を落とした。 ある時には、佐倉杏子が裏切った。 ある時には、美樹さやかだけでなく巴マミも魔女になった。 ある時には、皆は皆、魔女になった。 ある時には、皆が皆、狂った。 ある時には、出会う前にまどかが死んだ。 ある時には、ワルプルギスを迎える前にまどかが死んだ。 ある時には、事故でまどかが死んだ。 ある時には、契約をする前に魔女に食われた。 ある時には、同士討ち。 ある時には、ある時には、ある時には、ある時には……――――エンドレス。 繰り返したループが何度目かを数えなくなって、既に久しい。 それほどに、この永遠の春をほむらはループしていた。 壊れてしまいそうになったことも何度もあった。死にたくなる事も何度もあった。 だけど、そのたびに、初めて契約した時の事を思い出す。 夢を見て思い出す。 そして、今回。魔法少女以外のイレギュラーがほむらの前に現れた。 自分達よりはるかに大人な存在の出現。仮面ライダーという存在の出現。 OOO【オーズ】、W【ダブル】、二人の戦士。 ほむらは、オーズをその目では見ていなかったが、しかしダブルは見た。 ――凄まじかった。 一度見ただけで、ほむらには分かった。それは何度も時間を繰り返してきた事に よる経験の賜物。 あの戦士の秘めるポテンシャルを、ほむらはその時理解せざるを得なかった。 その精神力、その体力、その技術力、全てが自分達魔法少女を凌駕していた。 「……そう、インキュベーターはそれすらも見抜いて魔法少女を」 呟く。結局どんな力を手に入れても、魔法少女はただの少女でしかない。 ヒーローなんかじゃない、ただの女の子。 いつまでも、少女が戦いの辛さに耐えられる訳がない。 その痛みと孤独は次第に己を苛み、その精神の未熟さがいずれ己の破滅をもたらす。 そして、遂には自分達自身であるソウルジェムは濁りきり、そして、遂には、 「魔女になる……」 手のひらに載せたソウルジェムを見つめる。このループに入ってから殆ど魔法を 使ってないお陰で、ソウルジェムの濁りはないに等しい。 「どうするの……暁美ほむら?」 自分に問う。これまでに現れた事のないイレギュラーをどうするのか。 依頼という形で、自分がまどかの側を離れなければならないときの保険に彼等を 利用したが、どうするのか。 「賭けるの? それとも、賭けないの……?」 ありえないイレギュラーに、ほむらは迷う。未知の展開を恐れる。破滅を恐れる。 だが、自分達以外の存在の介入はこれまでに一度もなかった。 だとすれば、 「迷う暇なんて……ない」 やるしかない。やってみるしかない。 まどかを救うために、やれる事は何でもやってきた。だから、今回も同じ。 昨日、左翔太郎に握られた手を見つめ、あの暖かさを思い出す。 不思議と自分の中から恐怖が引いていくのをほむらは感じた。 今までにないイレギュラーへの恐れは確かにあるはずなのに、それ以上に 良く分からない安心感をあの手のぬくもりの中に感じた。 「馬鹿みたいね……」 そんな事を考えた自分を軽く自嘲し、ほむらは鏡の中の自分をもう一度見つめた。 「やりましょう、暁美ほむら……」 自分に向かって答える。強い意志を目に湛えて、宣言する。 そして、ほむらは素早く学校へ行く用意をした。今までどおりのルーチンワークを 淡々とこなし、全てを終える。 支度を整え、また始まる今日へ意志を確かにする。彼女を守りきるという想いを 胸に秘め、そして、ほむらはドアを開け放った。 「やあ、暁美ほむら」 「…………え?」 一瞬の忘我。玄関の外、ほむらの眼の前にフィリップがいた。 「マミさーん!」 「あら、おはよう。鹿目さん、美樹さん」 後輩の元気な挨拶にマミが笑顔を向けた。そこには裏表などなく、ただただ嬉しい という感情だけがそこにはあった。 一昨日、自分を心配して来てくれた二人にマミは全権の信頼を寄せていた。 ほむらや亜樹子からあんな事を言われてたのに、それでも自分の事を信用して 家まで来てくれた彼女達が、マミにとってはかけがえのない存在になっていた。 「おお、やっぱりマミさんは美人だ……うらやましいっぜ!」 「もう。美樹さんてば、年上をからかわないの」 クスクスと笑いながら、3人で登校する。これまでずっと独りだった学校が 一気に華やいだようだった。 「あら。美樹さん、鹿目さん」 「仁美ちゃん!」 道向かいからやってくる人影にまどかが反応する。ウェーブがかった髪の おとしやかな少女がこちらに微笑みかけていた。 「こちらのお方は?」 「マミさんだよ、仁美ちゃん。私達の先輩で、とっても優しいの」 「あら、まあ」 仁美が遠い目になった。 「鹿目さんってば、美樹さんだけでなく、年上のお姉様まで………。 禁断の三角関係……まさか、この目で見るなんて思いもしませんでしたわ」 「仁美ちゃん!? なに言ってるの!?」 突然のセリフに驚くまどか。それに、はてなマークを浮かべて完全に 勘違いをしている仁美。そんな二人の様子を見て苦笑いをするさやか。 今まで夢見て、手に入らなかった普通の中学生としての風景が、今、 マミの目の前に広がっていた。 「……マ、マミさん!?」 「え……」 不意にかけられたまどかの驚いた声。そこで初めてマミは、自分が泣いてる事に 気づいた。 「大丈夫ですか、マミさん?」 「え、あ……うん、大丈夫。ちょっと、昨日見た映画の事思い出して……」 ハンカチで目元を拭い、マミは精一杯の笑顔をまどかに返した。 「ほほぉ……マミさんってば結構感動屋さんなのかぁ」 「感受性が豊かなのですねぇ。ああ、その感受性……なんて素敵な女性同士の」 「仁美、それ以上変なこと言ったら駄目だからね?」 他愛のない会話、それが今自分の側にある。 ただ、それだけでマミは元気付けられた。 「もう、だから年上をからかわないの。あと、早くしないと学校に遅れちゃうわよ? こうしてるのも良いけど、遅刻は嫌でしょ?」 そして、先輩らしくマミは振舞う。 「おお、そう言えば! すっかり忘れてたぜぇ!」 「こうしてはいられません! さあ、皆さん参りましょう!」 「マミさん、いきましょ?」 「ええ……うん!」 差し出されるまどかの手。マミはそれを取った。 そして、3人の後輩に囲まれてマミは学校へと歩き始める。 今、マミは幸せだった。 『…………』 そして、それをキュゥべえは静かに眺める。 何も言わず、マミを――いや、鹿目まどかを、観察していた。 「それで……何の用?」 見滝原の生徒が学校へ向かう通学路の公園、通学路から少し外れたベンチに ほむらとフィリップはいた。 「端的に聞こう。いったい君は何を、何処まで知っているんだい?」 「…………」 その意味の真意を図りかねて、ほむらは黙り込む。 「どういう意味かしら?」 「魔女、使い魔、魔法少女。巴マミから聞いた話は確かに興味深かった。 しかし、何かが足りない」 ベンチから立ち上がりくるくると回りながらフィリップの話は続く。 「魔女。古いヨーロッパにおける俗信。悪霊と交わり魔力を得るという女性を指す。 しかしながらそれは迷信であり、多くの人々が魔女の疑いをかけられたという 魔女裁判の歴史もある」 そこで、一度、フィリップがほむらを見た。 「だがしかし、君達の言う魔女は、そこから大きく逸脱する」 「…………」 答えないほむらを無視してフィリップの話はまた再開する。 「魔女を倒すために契約するというキュゥべえの存在。そして、願いを叶える事で 生み出されるソウルジェムという存在。だが……」 「だが?」 「そのように魔法少女が生まれるとして――魔女はいったい何から生まれた?」 世界が一瞬凍りつく。ほむらの体が大きく震えた。 「やはり、君は何か知っているのか?」 「…………」 「僕も地球の本棚で検索を行ったが、君達の言うところの『魔女』と『魔法少女』は 該当項目が多く、絞りきるのが実に難しい。 故に、君から情報を引き出せれば何かしらの目処がつくと思ったのだが」 そういって、フィリップはポケットからあるものを取り出す。 それは黒い宝石、グリーフシードだった。 「ッ!? なんで、あなたがグリーフシードを……!?」 「巴マミ、彼女が回収をしなかったものを僕が預かった。検索のために使えると 思ったが、生憎、グリーフシード単体では魔女を絞りきるのには足りなかった」 実に残念、そういった顔でフィリップはグリーフシードを自分の裾ポケットに また直してしまう。 「聞かせてくれ、暁美ほむら。巴マミが持つソウルジェムと、グリーフシード。 全体の形状こそ違えど、なぜ共通点が多く見られる?」 「…………!!」 それに、今度こそほむらは大きな動揺を示した。 たった一晩かそこらで、かつてのループでほむら以外の誰も到達できなかった真実に、 眼前の彼は近づいてしまったのだ。 ほむらの中で、全ての真相を吐露してしまいたくなる感情が湧きあがった。 誰も信じようとしなかった事実を、今、目の前にいる彼は辿り着こうとしている。 このループにおける賭けに、今度こそ勝てるかもしれない。 そんな感情に押され、口を開きそうになったその時だった。 『やあ、暁美ほむら』 「――ッ!?」 そのおぞましい声に、ほむらの敵意が臨界点に達する。 絶対零度の瞳が、その場所に入る生命体を視認する。 「キュゥべえ……!」 『おやおや、ボクは相当に嫌われているみたいだね。そこまでの敵意を向けられる真似、 ボクはした覚えがないんだけどな』 キュゥべえ自体は何とも感じていないようだったが、その態度にほむらの怒りの 色は更に増す。 『おっと、僕を傷つけるのはやめてほしいな。近くにマミやまどか達もいるんだし 互いに争うのも良い事だとは思えないだろう?』 「くっ……!」 明らかに不穏な空気の流れるほむらとキュゥべえ。 しかし、そんな一人と一匹の会話に、フィリップは構いもせずに割り込んだ。 「いきなりで話が見えないんだが、話をして良いかな?」 「っ!?」 『…………』 フィリップには、キュゥべえが見えていた。 『まさか、君も、ボクが見えるのかい……?』 「ん? ああ。見えるがそれがどうかしたのかい?」 『これは驚いた……まさか、連続で僕が見える人間に出会えるとは』 魔法少女の素質のあるものにしかみえない筈のキュゥべえが見えることに、 ほむらもその驚きを隠せず表情に出していた。 「まあ、良い。キュゥべえ、君に聞きたい」 『え、なんだい?』 キュゥべえは首をかしげて、フィリップに答えた。 「っ……」 それを、ほむらは止めようとして、止めた。できなかった。 コイツの話には真実はないと言いたかった。嘘はつかないが、真実を答える気のない モノだと大声で言いたかった。 しかし、言えない。できない。 自分がループしているという事実を、契約した張本人であるこの生き物に知られるのは リスクが大きすぎた。 「グリーフシードとはなんだ? なぜ、ソウルジェムと似ている?」 『君たちの世界でいうところの天敵の関係、それが魔女と魔法少女さ。魔女を倒すのは 魔法少女の役目。だから、その性質が似ていてもおかしくはない』 「…………」 惑う事無く出されたその答えに、フィリップが黙り込む。 何かを考えている様子だった。 『いきなり質問されたから答えてみたけど、これでよかったかい?』 「……ああ、ありがとう。結構だ」 しかし、そこで何かしらの合点がいったのか、素直にフィリップは答えた。 『そうか。それなら良かったよ』 そういって、キュゥべえも尻尾を振った。 「……それで、何の用かしら」 その空気をほむらが切り裂く。敵意と害意を持ってほむらがキュゥべえを 睨みつける。まるで、家族の仇のように。 『用は一つだよ、暁美ほむら。僕としても、理由が分からず君に追い回されるのは あまりよろしくないからね。誤解を解きにきたのさ』 ほむらの瞳が、これ以上なく敵意を発した。 さすがに、その様子にフィリップも感じることがあったのか眉を寄せてその ただならぬ様子に身を構えた。 「鹿目まどかを契約させようとするお前の何処に誤解があるというの……」 『別に、彼女達に無理矢理魔法少女になれって言ってるわけじゃないんだけどなぁ。 素質があるからなってほしいな、ってお願いしてるだけだよ?』 「ッ……!!」 ギリ、と歯を噛み締める音がした。全身から上る怒りが目に見えるようだった。 「言っておくわ、キュゥべえ……私は鹿目まどかをお前の思い通りにはさせない。 魔法少女なんかには、絶対させない」 『誤解を解きたかったんだけど、そうまで言われたら無理みたいだね。 仕方ないけど、ここは退散するしかないようだ』 「ええ、消えなさい。今すぐ、さもないと……」 「分かったよ、暁美ほむら。でも、ボクはそんな君に興味があるんだけどね……」 そして、キュゥべえはくるりと振り返り背を向けて歩き出すと、そのまま フィリップとほむらの前から姿を消した。 公園の中に沈黙が流れる。既に、この近くを歩いている生徒の姿も声も 何もなかった。 遠くで学校のチャイムが鳴る。 「……行くわ。これ以上、遅刻できないから」 そうして、ほむらもカバンを持つと歩き出した。 「待ちたまえ」 「……」 後ろから声をかけられ、首だけ、ほむらはそちらへ向けた。 「鹿目まどかを守れ、という依頼だが、それはつまり、あのキュゥべえと契約を させないようにしろということで良いのかな?」 「…………」 沈黙を保ったまま、ほむらは髪をかきあげた。 「ええ、そうよ」 「なるほど、大体分かった。それなら納得できる」 初めて、フィリップがほむらに微笑んだ。 「……聞かないの?」 「必要がない。先程のやりとりである程度の予測が立った」 「どういうこと?」 顎に手をやりながら、フィリップが魔的な笑みを浮かべる。 何かを企むような、しかしそれでいて無邪気な笑み。 「あのキュゥべえという生き物は、ボクの信頼を置くに値しない。 僕の知りたかった真実を誤魔化すようでは、尚更だ」 「……!?」 気づいていた。眼の前の彼は、キュゥべえの言葉を。 「あなた、一体……」 「もっとも、虎穴に入らんずば虎児を得ずという。キュゥべえとの 接触には細心の注意を払うべきだろう」 既にこちらに体を向けていたほむらの事を構う事無くフィリップは 持論を展開する。 「そして、彼の真意を探るために鹿目まどかと巴マミを一緒に行動させる。 君の言葉からすれば、君以外の魔法少女は彼の言葉に疑問を 抱いてないようだからね」 「…………」 「君にとっては不満だろうが、現在の最善手はこれだ。 僕としては君に全てを話してもらうのが最善だが、君が話さないのならば 仕方ないし、君もあの生き物がいる場所では話せないんだろう?」 「っ!!」 フィリップの魔性を秘めた瞳がほむらを射抜く。あらゆる知識を総動員し 組み立てた彼の推測にほむらは何も言えなくなる。 「ふむ。大方の予測は正しいようだ。じゃあ、そういう事で。ホテルで 寝ている翔太郎達を起こしに行かねば」 「あ……ま、待って!」 先程とは逆に、背を向け歩き出したフィリップにほむらが声をかけた。 振り返り、フィリップとほむらが正対する。 「……これから数週間後、『ワルプルギスの夜』がこの街に来る」 「『ワルプルギスの夜』? それはなんだい?」 「魔女……巴マミや、私だけでは絶対に勝てない魔女よ。 あまりにも強大で、あまりにも巨大な、弩級の魔女……それがやって来る」 「巨大……コアのようなものか」 なんとか言えるのはコレだけだった。 現在の時間軸で知りえる情報の中でも、キュゥべえに自分の存在を知られることなく 伝えられる情報の中でも最も危険の少ない情報。 「そう……だから」 「一緒に倒してくれ、と言うんだろう?」 「……え?」 先に言われた言葉に、ほむらの目が点になった。 「ん? 違ったかい?」 「いえ……そう、だけど」 これまで余り人間味を感じなかった彼の顔に、初めて人らしいものが見えた。 それに戸惑い、ほむらも自分が何を言えば良いか忘れてしまった。 「そうか。なら、それで結構だ。あとは、翔太郎達と話をするさ」 「い……良いの?」 「特に断る理由がない。現在、君は僕達の依頼人であるし、巴マミも依頼人から 様子を見るように言われている。 経費の問題はあるが、それはアキちゃんがやってくれるし、何も問題はない」 一息でそれだけ言ってしまうと、今度こそフィリップは歩き出した。 もはや、これ以上はなす必要はないと。 「では、そういう事で」 「…………」 恐らく、彼にはそういった心遣いなんてものはないのだろう。ただ、当然と判断し 導き出された結果に基づいて行動しただけなのだろう。 しかし、それでも、 「――――」 ほむらは、誰にも聞こえないように小さく呟いた。 背を向けて去るフィリップに向かって、その言葉を投げかけた。 もしかすると、今度こそありえるかもしれない正しい未来に向けて。 そのカギとなるかもしれない彼に向かって。 ただ一言、 「――――ありがとう」 と。 BACK 2 partB Next 3 partB
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338. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 03 55 22.31 ID J82Jhug+0 芝居 340. 1 2011/06/08(水) 03 58 59.09 ID BPZD3yGkP まどか「【芝居】か〜。」 さやか「ラストを飾るにふさわしい、難しめのおだいだね。」 杏子「よし、ラストスパート、4時13分までで!」 341. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 03 59 51.01 ID MK8cHOAIO まどか「わ、こんなとこにお墓がある。」 さやか「まぁ、今は昼だからそんな怖くないけどねー。」 マミ「あら、このお墓の人、変わった名前ね。」 杏子「芝居…演劇の芝居と同じ字なんだな。」 ほむら「それだけじゃ終わらないようね。」 まどか「え?」 ほむら「墓石に刻まれた名は芝居太郎…」 ほむら「しばいたろう。」 まどか「色んな人に誤解されそうな名前だね…」 342. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 02 26.00 ID tZqDp28IO マミ「マミさんて強くて優しくて素敵です!」 マミ「さすがベテラン魔法少女って感じ?」 マミ「さすがの私も、巴マミには勝てないわ……」 マミ「なんでそんなに凄いんだ?なんか秘訣があるんだろ?」 マミ「ふぅ……」 343. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 04 16.75 ID KqrnlgPa0 ほむら「未来の後輩にかっこ悪いところ…見せられないものね…」ファサッ ほむら「ティロ・フィナーレ…!」 杏子「あたし…未来から来たんだ」 杏子「訳分かんないよな?気持ち悪いよな…?」ポロポロ さやか「そんな姿になる前にあたしが全部受け止める…!」 さやか「あんたはもう誰も呪わなくていいんだ!!」バッ マミ「食べ物を粗末にしては駄目よ」 マミ「…殺すわよ?」ギロ … まどか「…どうかなぁ」 まどか「お芝居『魔法少女まどか☆マギカ』!!」 さやか「いや…面白いとおもうけどさぁ」 マミ「なんだか配役が合ってないというか…」 杏子「キャスト組みかえねーか…?」 344. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 06 46.70 ID Fh4W8EnU0 さやか「と、いうことで今回の文化祭の出し物はお芝居に決定」 ほむら「勝手に話を進めないで頂戴。私が悪者を倒す勇者でまどかが悪者にとらわれし姫君」 ほむら「美樹さやか、あなたが悪者の親玉よ」 さやか「勝手に話を進めるなー!」 杏子「なぁ!アタシは?」 さやか「あんたはこの学校の生徒じゃないでしょ」 まどか「台本はマミさんに書いてもらったよ!」 マミ「渾身のできよ」 ほむら「勇者の役は武器が剣のさやかにこそふさわしいわ、私は樹木の役でいい」 さやか「ず、ずるいぞ、転校生!樹木は私が狙ってたんだ!私の方が自然に樹木になりきれる」 ほむら「美樹さやか、あなたは樹木のなんたるかを分かっていない」 まどか「ティヒヒ!皆、どうしたんだろうね!マミさん!」 マミ「・・・・」 345. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 08 00.53 ID ngXB5orsO チャ〜チャチャ〜チャチャチャ チャ〜チャチャ〜チャチャチャ チャ〜チャ〜チャ〜チャチャッチャッチャ〜 (手をつないで一列に並ぶ魔法少女たちと魔女たち) 346. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 09 03.69 ID 54vwN6HpP 仁美「(さやかさんにあそこまで勇気がないなんて思いませんでしたわ。)」 仁美「上条君ごめんなさい、私さやかさんがあなたに告白する様に仕向けようと。」 上条「お互い様、かな。僕はさやかが自由になれる様にと思って、、腕か治ったから次のコンクールの後はすぐ海外留学なんだ。」 仁美「」 上条「さやかについてきて欲しいなんて言えないし、これから高校、大学とさやかは進むのにまってて欲しいなんて言えないよ。だから、君と付き合ったった事にすれば、、、」 仁美「おたがいにお芝居だったんですね。」 オチ? まどまらん。 眠い 347. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 13 05.14 ID ryG1kw1w0 ――ほむループ3週目の次の週 ほむら「もう誰にも頼らない」キリッ ―まどホーム まどか「だ、だれ?」 ほむら「か、鹿目さn・・・まどか!」 まどか(夢の中では三編眼鏡だったような・・・) ほむら「あ、あなたに奇跡を約束して、えっと取り入る者が現れても・・・(メモチラチラ まどか「・・・無理してクールキャラ演じなくてもいいんだよ・・・」 ―― ――― ―――― ほむら(今となってはこのキャラも板に付いてしまった) ほむら(この芝居に終わりがあるのかも分からない・・・でも、それでも私は・・・!) 348. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 13 42.44 ID PvsSa4rN0 まどか「王子様なほむらちゃんかっこよかったよ」 ほむら「お姫様なまどかも可愛かったわ」 まどか「ほんとに…しちゃったね///」 ほむら「///…でもあれはお芝居だから」 まどか「だから今度はね」 ほむら「?」 まどか「お芝居なんかじゃなくて」 ほむら「…」 まどか「王子様とお姫様のじゃなくて」 ほむら「…」 まどか「私とほむらちゃんのキスをしたいな…なんて」 349. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 13 57.13 ID rA3AOIFe0 まどか「ねぇ、ほむらちゃん」 ほむら「なに?」 まどか「ありがとね」 ほむら「?」ホム? まどか「私のために頑張ってくれて、私のために傷ついてくれて」 ほむら「……うん」 まどか「本当は泣き虫さんなのに、私のために一人になっても頑張ってくれて」 ほむら「……うん」ヒック まどか「まったく・・・・・ほむらちゃんのお芝居にだまされちゃったよ」 ほむら「……うん」ポロポロ まどか「最初は私が守ってあげる立場だったのにね」ポロポロ ほむら「うん……。ねぇ……まどか……これからは……ずっと一緒だよ?」 まどか「うん、ずっとずっと一緒だよ、ほむらちゃん!!」 ほむら「……ふふっ……ちょっと眠いわ……」 まどか「お疲れさま、ほむらちゃん」 ほむら「……」 まどか「……おやすみなさい、ほむらちゃん、ありがとう」 350. 1 2011/06/08(水) 04 14 11.08 ID BPZD3yGkP まどか「さすがに人も減ってきたかな?」 ほむら「最後の投票ね。4時23分までのを集計するわ。」 351. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 16 44.41 ID KqrnlgPa0 345 カーテンコールwww? 352. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 16 52.59 ID rA3AOIFe0 344 に一票 マミさん安定しすぎwww 353. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 18 03.50 ID tZqDp28IO 345 なんか脳裏にイメージ出来てしまった。 幸せは歩いてこない〜♪ (曲に合わせて踊る魔法少女&魔女達) 番外編でこんなのはいかが? さて!仕事に行ってくる! 1と参加した皆、乙! 354. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 19 31.82 ID 54vwN6HpP 人減ったかわりに、とんてもなく濃いのか並んだのは気のせいか? 悩むけど、セリフを言わせず厨二病なマミさんを表現した 344 に。 348 もほのぼのしててすげー好き! 355. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 19 47.87 ID J82Jhug+0 349 いい締めをありがとう おやすみ 356. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 19 54.91 ID Fh4W8EnU0 甲乙つけがたい・・・ 349 に一票 ここまでギャグものを見てきて 最後に純真なほむまどという清涼感を得られた 357. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 22 01.09 ID ngXB5orsO 349 きれいな締めだなあ 358. 1 2011/06/08(水) 04 27 30.94 ID BPZD3yGkP 【芝居】 349 4票 「いい締めをありがとう」「純真なまどほむ」 345 2票 「カーテンコールww?」「幸せわ〜」 3442票 「マミさん安定しすぎww」「セリフも言わせずに厨二病なマミさんを表現」 まどか「確かに最後らしく濃いのがそろったね。」 マミ「 349感動したわ。」 ほむら「///」 杏子「 345も演劇のカーテンコールみたいで最後らしくてよかったな。」 さやか「その中にあってwwww 344安定のマミさんwwww」 マミ「私はみんなに楽しんでもらえればいいのよ!」 まどか「ほんと、こんな時間までありがとうございました。」 杏子「楽しかったよ!」 359. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 30 33.15 ID ngXB5orsO みんな乙! やっと寝られる! 360. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 31 02.53 ID KqrnlgPa0 乙ー 面白かったわ― 361. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 32 14.57 ID aKprIQz2O 乙 結局最後まで見ちまったぜ 362. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 32 26.70 ID Fh4W8EnU0 乙 また期待してる 365. 1 2011/06/08(水) 04 38 00.96 ID BPZD3yGkP マミ「ここまでそれぞれの書き手さんの個性、それぞれのSSのおもしろさが見えてくるとは思わなかったわ。」 ほむら「もちろん狙いではあったんでしょうけど予想外だったわ。」 杏子「明日からのまどかSSも楽しみになるな!」 さやか「期待できるな!」 まどか「そうだね。まどかSSファンの底力を思い知ったよ。」 参加してくださった皆様、こんな時間まで本当にありがとうございました。 全体通しての○○賞みたいなのも決めたかったんですけど、それはまたの機会に。 っていうか仕切りは私である必要は何もないと思うので(集計は多少面倒ですがww)、 できる方がいらっしゃったら続けてください。 もしくはいい時間にまたスレを立てていただくのもいいかと思います。 その時はこっそり参加させていただきますww 366. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 04 38 08.09 ID 54vwN6HpP おつおつー朝ちゅんだせー。 また遅刻で3000円ペナルティだなw たのしかったよ、また宜しく! 名前 コメント
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夢の中の少女 ほむらのテーマ。 その名の通り暁美ほむらが登場するシーンや暁美ほむらに深く関連するシーンで流れ、暁美ほむらと言えばこの曲を連想する視聴者も多い。 曲の正式名から、暁美ほむら(=鹿目まどかが夢の中で出会った少女・叶うことのない夢を追い続ける少女)専用のBGMとして作曲・設定されたものと思われる。 静かで切ない曲調に、アニメ本編では中の人の熱演も相まって、暁美ほむらの人物像を写し取ったような悲壮感の溢れる音楽になっている。 名前 コメント
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58. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 20 48 13.92 ID Bz8Om3Th0 詢子「おいQBとやら、アタシが契約したらいくらだい」 QB「うーん、5QBぐらいかな年齢てk」ドゴォーQB「」 詢子「…安価は 60だ!」 60. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 20 49 00.54 ID XY0O+SQn0 同じアパート 62. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 20 51 59.90 ID Bz8Om3Th0 詢子「お題は『同じアパート』、時間は21 12までだ」 和子「ちなみに私は?」 QB「…丁重にお断りさせていたd」ボカボカボカ 63. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 20 52 19.53 ID k1AU2QVh0 まどか「いや、血だまり荘言うなや。」 64. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 20 55 30.74 ID JgHuFLTo0 1号室:鹿目まどか 2号室:美樹さやか 3号室:空室 4号室:巴マミ 5号室:空室 ゴミ捨て場:佐倉杏子 1号室屋根裏:暁美ほむら 65. @ 2011/08/19(金) 21 02 38.60 ID hXFYjWFU0 一号室 まどか「私と一緒の部屋だね、ほむらちゃん!」 ほむら「」ドキドキ 二号室 さやか「」/// 杏子 「」/// 三号室 マミ「あれっ」 66. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 03 06.67 ID k1AU2QVh0 まどか「屋根の上にいる緑色のアレなーに?」 ほむら「まさか…!」 67. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 03 52.93 ID blnbbO+00 見滝原中学校の門前にあるアパート「ちだまり荘」に住む個性豊かな6人の女の子たちが巻き起こすどたばたコメディ! ほむら「ち、違うんですよおまわりさん、これはちょっと私のぱんつと間違えただけって言うか…」 さやか「恭介ぇー、look at me... look at me...」ブツブツ あんこ「鏡を向かい合わせに置いてその間にうんめぇ棒を置くとうんめぇ棒が増える!スゲェ!」 マミ「くっ…!静まりなさい、私の左腕…!」 QB「騒がしい人たちばかりだね、まったく、訳が分からないよ」 まどか「QBが住人にカウントされてる!?」 68. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 06 43.12 ID mGaDZfrT0 ほむら「…まどか…ワルプルギスの夜を越えたら…一緒の家に住まない?」 まどか「…うん…変なことしないって…約束してくれるならね?」 ほむら「…もっ…もちろん!そんなことするはずなななないわ!!」 まどか「あはは、ほむらちゃんってばわかりやすいんだからー」 ほむら「うう…」 まどか「…約束するよ…ワルプルギスの夜をほむらちゃんが越えられたら」 まどか「これからも永遠にずっと一緒だから、ね?」 ほむら「…ええ…ありがとう」 まどか「勝手に…またループしちゃだめ…だよ…?」 ほむら「……」 ほむら「…わかってる」 まどか「…――行ってらっしゃい」 ほむら「…行ってくるわ…まどか」 …まどか、ごめんね。 貴女と結ぶ約束は…二つじゃ重いよ。 69. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 11 30.69 ID 03KaG/MfO マミ「あの暁美ほむらという魔法少女、鹿目さんの契約の邪魔をしてどういうつもりかしら…」 ピンポーン マミ「は〜い……ってあなた…」 ほむら「…………これ…」スッ マミ「これは…蕎麦?」 ほむら「隣に越して来た暁美です…これからよろしくお願いします…」 マミ「お隣さんだったのね…」 ほむら「…その…図々しいとは思うけれど…引っ越してきたばかりで物が無いの…良かったら…お、お醤油…少し分けてもらえないかしら…」 マミ「1人暮らしなの?」 ほむら「……ええ」 マミ「良かったら家で食べて行かない?」 ほむら「いいの?」 マミ「1人だと寂しいのよ、魔法少女同士でしかできない話とかもしてみたいし、ね」 ほむら「……ありがとう…巴、さん」 70. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 11 35.38 ID t8eg8UE70 さやか「えっ」 ほむら「えっ」 さやか「あ、あんた隣だった? 大学一緒なのは知ってたけど……」 ほむら「美樹ってもしかしてーと思っていたけど……」 さやか「なんだぁー! じゃあせっかくだし今夜は飲みあかそう!」 ほむら「えぇ……。 あまり騒がれるの好きじゃないんだけど……」 さやか「ざるだから大丈夫!」 ―― ほむら「どこがざるなのよ。 完全に出来上がってるじゃない。 人魚の活け造りじゃない」 さやか「大丈夫大丈夫。 ほむらはあたしのよめうぇっへっっへ」 ほむら「ちょっと、どこ触ってるのよ! こら!」 ピンポーン まどか「あの、うるさいんですが……」 ほむさや「まどか……だと……」 まどか「ぇへへ。 わたしの家の上で騒ぐなんて。 二人とも覚悟は……できてるよね?」 71. 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 2011/08/19(金) 21 11 53.86 ID p601RjSD0 マミ「両隣から鹿目さんと暁美さん、美樹さんと佐倉さんの喘ぎ声が聞こえてくる…」 マミ「…死にたい…」 72. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 12 15.08 ID csdu/g1R0 ピンポーン マミ「はーい」 ほむら「こ、こんにちは、隣に越して来ました暁美ほむらと申します」 ほむら「あ、あの、これ、つまらないものですが」 マミ「これはご丁寧に、どうもありがとう。私は巴マミ。見滝原中学校の3年生なんだけど、もしかしてあなたも?」 ほむら「えと、はい。私も今度転入するところで。学年は2年です」 マミ「そうなの。それじゃあ学校でもよろしくね。私は一人暮らしだから、いつでも遊びに来てくれていいわよ」 ほむら「あ、私もです、その、一人暮らしで」 マミ「あら、奇遇ね。それじゃあ、私のことお姉さんだと思って慕ってくれていいわ。なんてね」 マミ「お互いに助け合っていきましょう」 ほむら「は、はい。あの、ありがとうございます」 〜三週目・病室〜 ほむら「アパートの解約…っと」カタカタ 73. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 12 39.22 ID 3NEMnd3p0 まどか「さくら荘?」 杏子「親父の教会があった敷地の隣をアパートにして家賃取ろうって思ったんだけど…」 ほむら「これはどうみても段ボールハウスね。」 さやか「まったく。何の知識もない素人が出来るわけないでしょ。むしろここまで出来れば上出来よ。」 マミ「まあこれじゃあ居住者はいないでしょ?」 杏子「ところが、いるんだなあこれが」 まどか「ど、どういうこと!?」 杏子「なんてことは無いさ。ただ、偶然捕まえた三毛猫のオスがこの中にすみついちまっただけさ。それをどうにか手に入れようと、大人が家賃を払っていっぱいここに住み込んでいるのさ。」 ほむら「い、いい年した大人が段ボールハウスを虎視眈々と狙ってる…。」 マミ「醜いわね…。」 74. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 12 53.36 ID rbL/Z+aF0 まどか「ママ、わたしね、やりたいことが見つかったの」 詢子「やりたいこと?」 まどか「大事な友達ができたの。その人のこと、ずっとずっと支えてあげたいと思ったの」 知久「だけれども、まどか。まどかはまだ中学生なんだよ、一人暮らしだなんて……」 詢子「いいよ、やってみなよ」 知久「詢子さん……」 詢子「まどかの目を見てみなよ、真剣だ」 知久「……わかったよ、まどか」 まどか「ママ、パパ、ありがとう!」 ピンポーン ほむら「はい、どちらさまで――」 まどか「隣に越してきた、鹿目まどかです。今後ともよろしくお願いします!」 75. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 13 31.56 ID 78VIzJAL0 ピンポーン さやか「はーい、って杏子じゃんどうしたの?」 杏子「今日からこのアパートに住むことにしたよ」 さやか「え、そうなの?何号室?」 杏子「38号室」スタスタ さやか「って、うちじゃないの!」 76. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 14 08.48 ID Bz8Om3Th0 詢子「はいここまで!投票は21 27までよ」 QB「早くまどかと契約しないとスペアが」 77. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 15 46.72 ID p601RjSD0 67 これで同人誌描けそうだな 78. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 16 34.57 ID DjFDE+ju0 67 これで4コマやれよw 79. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 16 54.99 ID 3NEMnd3p0 70 ほむさや!ほむさや! 80. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 17 14.76 ID k1AU2QVh0 71 ベッタベタです…しかし、オッケーです!! 81. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 17 29.07 ID blnbbO+00 72 82. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 18 07.91 ID Bz8Om3Th0 69 ほむマミ 83. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 18 33.80 ID csdu/g1R0 67 みんなひっでえww恐ろしい予感しかしないwwww 84. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 19 43.60 ID 03KaG/MfO 64 最後2人待て 85. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 22 46.26 ID rbL/Z+aF0 68 死亡フラグ・・・ 86. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 28 01.63 ID Bz8Om3Th0 詢子「はいここまで!集計ちょっと待ってなよ」 87. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 30 19.24 ID Bz8Om3Th0 詢子「はいここまで!結果は以下のとおりだ」 67 3 票 「これで同人誌描けそうだな」「これで4コマやれよw」「みんなひっでえww恐ろしい予感しかしないwwww」 64 1 票「最後2人待て」 68 1 票「死亡フラグ・・・」 69 1 票「ほむマミ」 70 1 票「ほむさや!ほむさや!」 71 1 票「ベッタベタです…しかし、オッケーです!!」 72 1 票 詢子「ちなみに集計は今回もこちらのお世話になったぜ」 http //www.mrszxalc.com/zch/ancounter 詢子「というわけで 、次の進行夜露死苦!」 88. 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/19(金) 21 30 59.51 ID Bz8Om3Th0 詢子「ミスったぜ… 67に次の進行を頼むわ」